「シナリオ軽視・エロ重視」を謳う俺でも、この主人公にはついていけなかった…
まだプレイ途中（小春・みちかクリア、理央攻略中）だが、もうすぐ発売から一月経ってしまうので、とりあえずレビュー（後で追記します)
妹たちに関しては文句無いのよ。様々なベクトルの妹が用意されているので、いろんな趣味趣向の人に対応できていると思う。自分は迫られたい・攻められたい方なので、Sっ気満点なみちかと、小悪魔的な小春目当てで購入。
エロに関してだが、やはり「妹」に「攻められる」というのは格別ですなぁwww
昨年末、脳内彼女の「絶対★妹原理主義」のレビューでも書いたが、妹キャラといえば素直がデフォ、ちょっと突っかかってきてもツンデレ程度なのが多いので、こういった「攻めてくる妹」というのは（自分にとって）大変貴重である。
おまけに、同人とかで時々見られる「豚扱いで嫌悪感丸出しの攻め」ではなく「愛しているが故の（その想いが少々屈折しての）攻め」という絶妙なさじ加減となるとなかなか見られず、その点で、みちか様はまさしく女神だ…また小春の「じゃれつく感じでの誘惑」というのも来るものがある。おいしく頂きました。
…なんか自分の性癖を吐露しているだけになってしまったwww
言いたいことはここから！何が不満って「主人公の思考・言動」！主人公がギャグ・ジョークでなく「本気で」性欲のことしか考えてない。最初に小春を攻略しているときから「この主人公ただの変態だなwww」という場面が散見されたが「まあエロゲーだし…」と自分を無理やり納得させていた。（もとい、小春の可愛さ、みちか様のエロシーンがクリティカルヒットだったので、キャラの魅力でカバーできていた。）
でも、理央ルートでとうとう我慢ならなくなった…主人公は妹を性の対象「としか」見ていないだろ、という言動があまりに多すぎる。
前述の小春やみちかはちょっと痴女的な部分もあるので、主人公の変態ぶりを多少は中和できていた。しかし、理央はツンデレ担当で、主人公が好きという気持ちがより純粋なものに見えるので、そんな想いを主人公が性欲のために利用している、もっと悪く言えば踏みにじってるように見えてしまい、非常に不愉快だった。エロシーンに突入か、という場面で「…余計なことは言わないでおこう。せっかくその気になったのに、機嫌を損ねて中止になったらたまらない。」とか言い出す始末…相手のことなんか何にも考えてないのな。
そんなやりとりを散々見せられた後に「俺、理央のこと本気で好きだ。」みたいなこと言われてもねぇ…薄っぺらいものにしか感じないわ！
…と、苦言を呈してきたが、おかずとしては上モノ。すでに長文感想を書かれているRSさんの言葉を借りれば、まさしく「妹達に罪は無い！！！」その通りである。nuuさんが言われている通り「さくさくスキップしながら、Hシーンを楽しむ」というのが正しい使い方かと。
ちなみに、アニメーションは各キャラ1シーンのみ。過度な期待は禁物。あと、断面図が出てくるのは初めてだったが、個人的にむしろ苦手だった（即OFFにした）。