アルエの言動とか考え方が自分に当てはまりすぎてて正直生きてるのがツライ
JQVで涙してから早4年。
同人ゲーム自体、というかエロゲなんかもほとんどやらなくなって久しいのについ冬コミで買ってしまいました。
1000円だったしね。
そこからちょっとの間積んでたけど、なんとなくやり始めたのが先週ぐらいか。
特に前情報も無く、ボーっと読み進めていくと、どうやらこちらもまたJQVみたいに普通じゃない世界。
人民は政府から職業を与えられ、その職業が堅ければ堅いほどその人の強さや能力も上がる。そんな世界。
そんな中で主人公達3人の少女はこの世界で最弱の「ちゅーそつ」。強さを表す庁人硬度はたったの5。ただのゴミです。幼稚園児以下にすら勝てません。
彼女たちは自らの目的を果たす為に、ちゅーそつ少女だけを集めたなんとも怪しげなルームシェア募集に応募し、その結果とある高級デザイナーズマンションの一室に集められる。
そこに突如現れたナイスバディ(死語)のなんちゃらAIホログラム?さんにすごい事を言われます。ちなみに裸ワイシャツです。大きいです。
ホログラム「1週間以内に哲学の課題に答えられなかったら即退去」
ちゅーそつ「なんじゃそら」
というのがプロローグの流れですかね。
かなりコメディ色が強い作品なのかな、とか思ってたらまさかのループもの!
でもこれ、途中から主人公の言う事とかやる事とか、そもそも考え方というか、そういうのが自分を見てるみたいでかなりツライんですよね…。
やらなきゃいけない事が目の前にあって、それをやりたい、やらなきゃと思ってるはずなのにできない。
つい楽しい方楽な方に心が行ってしまう。逃げてしまう。
はい、俺です。
中盤以降は割とシリアスな感じに。
ここで生きてくるのがループ設定。
なんか世間のちゅーそつに対する風当たりも厳しいような気がするけど、ループすればルームシェア開始の日に戻れて3人以外にその記憶は無い。
ループする毎にちゅーそつ叩きがどんどん激しくなってるみたいだけど、気のせいよね!ね!
アルエ「今回駄目でもまたループすればいっか♪」
あああああああああ、なんかもう見てるのがツライ…。
この子の思考回路どんだけ俺なんだよ…。
でもアルエが自分とは決定的に違うのは、このルームシェアを経て知り合った仲間がいた事。
一人の子とはかなり険悪というか微妙な感じになっちゃうんだけど、二人が仲直りする海辺のシーンも結構よかったです。
訪れたアルエの人生最大のピンチも、仲間の懸命な手助けでなんとか乗り切る事ができます。
そしてついに、アルエは自身の悩み(てつがく)に答えを出す――――
てな感じでガンガンHPを削られながらも最後まで読めば、以外にスッキリとした感じで終える事ができたかなーと。
さすがに涙を流したりはしなかったけど、女の子の友情ってなんかいいですよね。ちょっとホッコリしました。
こちらはJQVより軽い気持ちで読む事ができる分、あまり人を選ばない作品かもしれません。
その分JQVのような爆発的な感動を求めると肩透かしを食らう恐れがあります。
ただし、自分のようにアルエに共感しすぎて心を抉られる危険もありますので、その点はご注意を。
次回作があるようなヒキだったので、また次があるならやってみようかな。
その時までには、もう少し自分が真人間になってる事を心に誓って。
※感想内のセリフは全て自分の記憶からニュアンス的なものを呼び起こした感じです。本編からの抜粋ではありませんので実際の文章とは大分違うと思いますよ。