神奈月昇さんの絵が良い
ポリフォニカなどで有名な神奈月昇さんの絵が良い雰囲気を出しているゲームです。
シュミレーションゲームパートが多いですが難易度自体はかなり優しいです。
わざとでもない限り負けることはありません。
戦士キャラで敵をおびき寄せ魔法使いキャラの範囲魔法で殲滅が基本的に楽でしょう。
そんなことしなくても魔法使いキャラの範囲魔法が強いです。
エロシーンはヒロイン3人にそれぞれ純愛2凌辱1
ほかメインヒロインの母とモブ女のレイプや触手がちょこちょこあります。
ヒロインの分岐については序盤終わりの方にわかりやすい選択肢があるので好きな娘に合わせて選んでください。
好感度システムなど存在しないためそれ以降まっすぐ進んでくれます。
肝心のエロシーンはそこそこです。
悪くもないが、特筆してよいわけでもない、よくあるものです。
神奈月昇さんの絵が好きなら購入を考えてもいいでしょう。
個人的に残念だったのは貧乳キャラとのエロシーンでテキストとCGとの間に齟齬があったこと
テキストとCGでせめている場所が違ったので違和感がありました。
作品全体の出来として、シミュレーションパートが非常にダルイです。
1周目ならまだ楽しめますが、2周目以降はただただ長い。周回プレイが苦痛です。
よほどハマった人か暇人でないと3人分のCG回収までに投げるでしょう。
(私は一応3周しましたが、やっぱりダルかったです)
メインヒロインの凌辱シーンを見る条件も面倒で、シナリオ後半でわざと負ける必要があります。
そのころには主人公たちのレベルも上がってしまっているので、ボスが味方全員を殲滅するまで眺めていなければいけません。これもこの作品のテンポを悪化させています。
そして肝心の凌辱シーンの出来も今一つ。
抵抗→媚薬→落ちるの非常にありがちなものです。
正直このゲームは神奈月昇さんのエロゲーってことくらいしか評価できる点がないです。
霜月はるかさんが主題歌を歌っているのでそこでちょっとだけ加点があるくらい。
これでも前作のシミュレーションパートよりは操作性が向上しているのが救い。
(以下続編をやった後に追記)
続編主人公が斜に構えた人物であるため、今作主人公が根は実直な青年であったことが続編をプレイして再確認できた。
騎士ということもあり、個別ルートに入ればそのキャラを大切に思い守る、なかなかに良い主人公であった。