ちょっと期待はずれ
はじめにあるサイトですずに一目ぼれして、その後体験版の空気も気に入って購入に至りました。
凄く安かったです。
・シナリオ
ピアノ先輩以外は特にボロが無くて、自分好みのシナリオでした。ただ、序盤の緊張感が好きだった自分にとっては途中から別ゲーでした。
また、一時蘇った妹と沈んだ校舎の儚さを効果的に使っていました。
複線については好みが分かれるようですが、数がはっきり覚えていられる程度で好感が持てました。
あと、ドロドロも食わず嫌いしていたのでけっこう新鮮でした。
・文
同じ表現が多用されており、(例：かぶりを振る)素人目にも三流とわかるほどのものでした。
・Hシーン
結構容赦なく乱れてて結構使えるものが多かったです。ソフトS向けかもしれません。
ただ、小鳩一回目、あれだけはガチのSじゃないと無理です。
・絵
ヒロインの立ち絵は結構慣れるまでに時間がかかりました。ただ、どうしてもアカネとピアノ先輩は慣れませんでした。
一枚絵もアカネ(みたいなの)とピアノ先輩以外は凄く好みでした。個人的にはこれだけで満足できます。
・ピアノ先輩
手抜き感がものすごかったです。
なんというか、クールでバッサリした先輩、が個別ルートに入った瞬間即堕ちです。絵も好みでなく、期待していたヒロインだけに残念です。
あと死にたがり主人公との相乗効果で嫌いになりかけました。
正直なところ、個別√をやらないほうがこのゲームをいい印象で記憶に残せると思います。
・図書館の子
Hシーンがよかったです。
なんか期待せず最初にやったのにトキ子さんの秘密も知れて、一つのルートとしてしっかり成立していました。
一番最初にやってよかったです。
・小鳩
主人公ガチクズモードLvMAX。
こんなにかわいい子に告白されて真顔＆無言で固まり、あまつさえ妹のことしか考えない主人公・・・・
本当に健気でかわいい。兄に対して本気っぽい妹に牽制したりして、しっかり女の子してるとこもグッド。
・すず
最後にやるべき。
やはりというか、文章に気合が入っていた。けじめをつけるためにこの世に来たのに、案の定未練が増えるだけの兄妹。
そして兄のいないところではブラックで、意外だけど嫌いではないキャラだった。
あと最後あたりの「悪役」は割と本心も入っていたんじゃないかとは思う。個人的には主人公天国行き√がお気に入り。
・主人公
PTSD自虐欝ネガティブコミュ障女殺し顔だけイケメン野朗。要するに黙ってればいい男。
・その他
トキ子先生の話から、この学校の生徒は17才前後だとわかる。