なるほど恋とHしかしなかったな。
むっちりドスケベボディの祝が性奴隷のように奉仕してくれて、エロすぎるって……!!
でも148cm・Hカップをあんなに擦ってくれる必要はなくない?
Hしかしていない爛れた同棲性活してくれて、毎朝授乳手コキとフェラしてくれて、セックスするためだけの下着を用意してくれて、特に一日中孕ませ中出しし続けてくれるのなんて、正に子どもを作るための営みをしてくれてるんだって思えて、もう……!!
子どもを作る理由の中に「認めてもらうため」っていう不純物さえ混じってなければ完璧だった。
妊娠にこれだけの熱量で向き合ってくれた作品というのは珍しくて良かったが、ならもっと大きくなってから腹ボテセックス入れてくれてもよかったのでは。
大事な子どもに負担をかけるわけにはいけないとかならわかるんだが、妊娠後普通にセックスしてたからそういうわけではなさそうだよね。
発覚して間もない割には膨らんでて、でも大きく膨らんでくれていなければ母乳も出てくれてない。中途半端。
多少不満はあれど見た目も性格もド淫乱な祝による「H」の部分は良かった。
問題は「恋」の方……というか、テキスト。
同じ言い回しを乱用してくれたり、ヒロインが遜りすぎてて奴隷みたいになってくれたりしてる保住の癖が、恋とHに特化した本作では顕著。
(ついこの前俺不可知をやったばかりという個人的な理由も影響しているとは思う)
「してくれる」が乱用の最たるもので、他には「もう……!!」や「〜すぎるって!!」など。
皮肉ってこの感想でもしてくれるを多用してみたけど、同じ言い回し続けられると、気になるでしょ?もちろんここまで多くはないし、癖というのはどう書いても出るものだが、短期に続いたという個人的な事情もありクドかった。
一方、こちらも保住の特徴である「〜だからな?」や「〜だぞ?」などのウザい認識の押し付けは少なめだったと思う。
性奴隷のように主人公を全肯定してくれて奉仕してくれるヒロインも保住によくあるが、祝は物腰低いキャラクターだから余計に遜って見える。なんでもかんでもしていただくしてくださるって、お前は下僕か何かか?
敬語も使いすぎてもうめちゃくちゃだしさあ。
保住の書くカップルって、ひたすら遜って相手を褒めちぎる全肯定人間だから、奴隷とか下僕にしか見えないんだよな。
全てを捧げてご奉仕してくれるからHシーンはエロいんだけど、でもそれは性奴隷のエロさなんよ。祝の乱れ方、正直他の男に犯されたらあっさり堕ちそうなんだよね。
純愛ゲーならお互いを認めている対等な関係が理想だと思う。抜けても恋愛には満足できない理由そこにありそう。
「ヤラせてくれるお前最高だ!!」ぐらいしか褒めていない主人公と「性欲吐き出してくださってありがとうございます!!」ぐらいしか感謝していないヒロイン。それでいいの?
祝の名前の過去エピソードぐらいだよね、主人公のいいとこ。
とりあえずどっちかOKしてくれたらいいや、の精神で2人同時に求婚する主人公が好かれる理由、何。幼なじみ補正すげー。すぐにそれがあかんことに気づいたからまあ許したけど、気づくまで無自覚だったの普通にクズだよな。
廊下でヒロインのおっぱいに埋まりにいくのとか(しかも毎日)、キモすぎてドン引きだよ。ここはもうイチャイチャシーンではなくイライラシーンだった。
その他、普通なら()で書くところを《》で書いてあるところがいくつかあって気になった。何の意図があったんだろう。
メニューアイコンのデザインがかわいかったね。
祝がエロかったのは間違いない。
もっと間を空けた保住だったらHだけでなく恋も楽しめたんだろうか……。