メガネモード?どうせぶっかけた後のCGに上からメガネ描き足しただけでしょ? ……なにぃ!?しっかりメガネにもぶっかかってるやんけ!!レンズはもちろんツルや縁にまでしっかりぶっかかってるやんけーーー!! こいつ……できる!
アドベンチャーではなくシミュレーションと名乗っているとおり、選択肢のみではなくステータス育成によってイベントが解放されていくシステム。こういったものはあまりやらないので個人的には新鮮で楽しかった。作業感は強めだがジャンプ式のスキップもできるし。
一人ずつ攻略するには甘めの難易度となっており、最初こそ必要ステータスを上げるまでに時間がかかるものの途中からはステータスの制限を簡単に上回ってしまいただイベントを回収するだけになりがち。2周目以降は休養を取る必要もなくなってくる。
すべて一人ずつ攻略してしまったが、本来は複数同時攻略を想定した難易度設定だったのかもしれない。ちなみに全員同時攻略は日数や好感度の関係で不可能だと思われる。
抜きゲー寄りなのでシナリオは深く練られてはいない。そもそもが短いエピソードをいくつも見ていく形式なので、全体のストーリーが浅めなのは仕方ないだろう。
シナリオの連続性には乏しいため、今現在の主人公になりきって毎日を過ごしているような気持ちでプレイするよりは、「先生とあんなことやこんなことをしたなあ……」と学生時代の思い出を断続的に振り返るような気持ちでプレイした方が楽しめるんじゃないでしょうか。知らんけど。
ヒロインが全員先生ということもあって、いろいろしてもらうシチュエーションが多め。
先生ヒロインなのでどちらかというとリードされがちだが、リードされるにもぐいぐい誘惑してくるアトリア先生やドSで責めまくってくる真月里先生、甘やかしてくれる佳音先生にリードしようとがんばる桜雪先生など幅が広い。ひな先生、珠希先生などはこちらがリードするようなHシーンが多く、7人もいるヒロイン全員が先生だが差別化はがんばっている。
付き合う前にヤっちゃうのも好きなんですよね。
ほぼ全員おちんぽ呼びなのも良い。ピー音もなし。
各ヒロインの個性も立っており、二人の時間を過ごしていく上でそれぞれの内面を知っていけるのでルートごとに違った楽しみ方はできる。
しかし一つ一つのルートに絞って考えると、ほぼ同じ先生と接し続けるため似たようなエピソードが多め。
ときどき他の先生との絡みも見ることができ同僚と仲良くしている姿もまた良いものなのだが、やはり二人きりの時間が多く他キャラとの絡みは少ない。その辺りは単調さを強める一因かもしれない。
ドSだけど生徒思いで面倒見のいい真月里先生好き。
珠希先生は水着ジャージとかいう新しい可能性を見出させてくれた。
桜雪先生はムッツリなところがとってもエロかった。
ひな先生はやらしいことに耐性なくて恥ずかしがってるのがかわいかった。
アトリア先生の太もも、好きです……。腋とか乳ベルトとかガーターベルトとか服装エロすぎるんじゃこの先生。
佳音先生はママ。おっぱい。
志穂先生のリザルト画面で急に脱ぎだすところもすこ。
2周目以降のメガネ着脱システムもおもしろい。
立ち絵はもちろん、イベントCGもすべてメガネになり、更にはSD絵までメガネをかける徹底ぶり。顔射CGではしっっっかりメガネにもぶっかかる。よぉ〜くわかってらっしゃる。
メインヒロインだけでなくサブキャラにも対応しているのでメガネをかけた筋肉ムキムキのインテリゴリラを生み出すことも可能。
一つだけ理解ができないのは、主人公の宇宙人設定。
ちゃんと宇宙人の主人公としてシナリオは構成されているのだが、「先生と二人っきりで放課後のレッスンをする」という本作のテーマで、主人公が宇宙人である必要はあったのだろうか?
宇宙人設定が邪魔になってはいないから悪いわけではないのだが、このテーマの作品を作る上で主人公にこんなにも突飛な設定を付加する理由が見出せず、特別宇宙人だったことでおもしろさが増したようにも思えず良いとも言えない。補習をする理由づけにしても、単に成績が悪いからで問題なく書けると思う。
公式サイトにも宇宙人だなんて書いてないし。初っ端でいきなり困惑したよ。
宇宙人設定以外にも、「やりたいことの一つでも見つけなさい」って送り出されたのにルートによっては卒業間近まで本っ当に何も考えずにただ補習を受け続けているだけだったり、主人公はあまり魅力的に描けていなかった。
Hシーンはシチュエーションが強くて普通に良かったし、珍しく選択肢式じゃないのをやったのも楽しかった。
メガネモードの拘りも評価に値する。
歳上(非熟女)の先生にHなレッスンをしてほしい人、作業プレイが苦じゃない人、そして何よりメガネにぶっかけたい人は是非。