「てのひらをたいように」と言われれば、一般人なら“童謡”を思い浮かべ、エロゲーマなら“夏のそ~らに~”と口ずさむ、踏み絵的エロゲ。ほのぼの日常、伝記、狂気をバランス良く織り交ぜた快作、面白かったです。終盤、あの人がおいしいところ全て持っていくシーンはさすがにツッこみましたが...とりあえず途中感想
まずは永久が一番可愛かったですね。
ゲーム序盤は、かなりブルーな展開が続きますが、
彼女ののー天気な笑顔とまきいずみさんの可愛らしい舌足らずボイスが相まって、
いつの間にか、物語にのめり込んでしまいました。
『さとりのさと』の伝承に関わる設定もよくできていたと思います。
ただ、何となく先の読める展開ではありましたが...
特に終盤のつり橋のシーン。来るとは何となく思ってましたが、
お嬢様が現れたときには、こいつおいしいところ全て持っていきやがって^^
と突っ込まざるを得ませんでした。
まぁ、このシーン以降、このお嬢のことが滅茶苦茶可愛いく思えるようになるのだから
男ってバカだなと反省。
CGも素晴らしかった。
おーじさんの絵はもちろんのこと、やや淡い系の色で描かれたCGは
物語の雰囲気にぴったりだったと思います。
いただけないのはただ一点。おっぱい分が足りない・・・
メイン3人がそろいもそろってナイチチとは何事かと!!
まぁ、エロなしでも十分楽しめる作品ではありますがね、
一応ご褒美みたいなものが欲しいのは...ね
音楽も良かった。
BGMはやや控えめではありましたが、ひろ美姉の歌うメインテーマ曲は
何度聞いても良いね。プレイした後だと、歌詞にも愛着がわきます。
Fullと呼ばれるものが存在しないらしい?残念ながら。
2003年作品ではありますが、今でも十分に通じる作品。
こういう作品に出会えるからエロゲってやめられないんですよね。