当初はとんでもないクソゲーだったが3周年になりやっとまともにプレイできる程度になった
私はAUGUSTのファンで、けよりな以降のゲームはすべて発売日に買ってプレイしてきました。オーガストからまさかのソシャゲ制作が発表され、大変驚きましたが、ちゃんと事前登録してベータからプレイ開始しました。しかし、当初はゲーム性が控えめに言ってゴミで、戦闘はキャラが全く動かず面白くないのに、動作がとんでもなく重くてオートでも無駄に時間がかかり、オートのAIがアホすぎて体力満タンのキャラに対して回復魔法を放つなど信じられない仕様でした。
3周年になり、これらは改善されまともにプレイできる程度にはなりました。
しかし、まだ問題はあります。
1.ノーマルボスがところどころ強すぎる
クエストにはノーマル、ハード、エクストラがあり、ノーマルをクリアしないとメインシナリオが読めません。しかし、一部ノーマルボスが異常に強く、徹底してそれ対策のキャラを育成しないと勝つことができません。オーガストが好きだからバトルは適当にシナリオだけ読みたい人を受け付けない仕様はいかがなものかと思いました。当時無課金だった私はプロの戦術をYouTubeで学び、そのボスにだけぶっ刺さる状態異常攻撃ができるキャラを育て、4日かけて倒しましたが、手っ取り早くストーリーを読みたかった私は本当にストレスがたまりました。
しかし、2021年10月のアップデートで、1万円課金すると最高レアかつ最強の武器(SSR武器)をダイレクトに買えるようになりました。(それまではクエスト周回で手に入れる聖片が必要でした)さらに、これを精錬(武器の威力を強化する方法)する素材も買えるようになりました。なので、1万円課金して、好きなキャラと交換できるチケットで範囲攻撃に関して本作屈指の強キャラであるナジャをもらい、課金石(フレアライト)でナジャのSSR武器をゲットして、最初は無料でたくさん回せるガチャで手に入る蒼粒子で精錬素材を購入し、ナジャのSSR武器を精錬しておけば、ノーマルクエストの敵は半分以上が一撃で溶けるという凄まじい火力が出せる仕様になりました。
課金ができるのであればボス強すぎ問題は解決します。
2.現在35キャラ(オリキャラ27種、過去オーガスト作品からの友情出演8人)います。それぞれストーリーを見ることはできますが、27キャラがローテーションで実装されるので、自分のお気に入りのキャラのストーリーは稀にしか追加されません。そして、いろんなキャラと主人公のいちゃいちゃシーンが交互に実装されるため、主人公が大変な浮気者みたいであり、心地よいものではありません。また、レアカードをガチャ等であてるとシーンが開放される仕様で、ユーザーがどのキャラから引き当てるかは千差万別なので、どのシーンから見てもよいように新しく実装されるHシーンはいずれも単発で完結する仕様で、時間的な連続がありません。なんかこれも見ていて醒めるところです。
3.ゲームの動作が異様に低速
いちいちロード時間が長いです。予めデータをキャッシュしておく機能はありますが、それを使っても通信量が他のゲームより多いです。ロードが挟まるタイミングも多いのでストレスがたまります。
いいところもあげると、世界観やシナリオに関しては前作より改善が見られます。千の波濤は、異世界ファンタジーに無理やり学園を突っ込んだせいでシナリオがちぐはぐになってしまいました。それは、主人公もその仲間も剣術や魔法などの武力で戦うのに、なぜか現代日本のような文官育成の教育を行う学園にいるからでした。一方で今作の学園は、ヒロインたちに戦闘に関する教育を行う機関となっており、敵と武力で戦うヒロインたちが通うことに明確な合理性があります。メインシナリオなども全体的によくできていると思います。ソシャゲなのでいちいちバトルが挟まって鬱陶しいですが、まぁレベルが上がれば秒殺なので許容範囲です。
3周年がたち、問題は残るものの普通に面白いくらいのゲームになったと思います。でも、もう3周年なので、あと何年続くのかわからないところもあり、今から初めて全力投入する気にはなれないところが難しいところです。