設定の説明不足。シナリオ以外は100点
ボッコボコに言われてるが言うほどマジのクソゲーじゃなかった。設定はとても良いし、伝奇モノだからやってて楽しい。
ただ全くゲーム内で説明されてない裏設定が本筋に関わってくること、大量の固有名詞、Lass特有の中・終盤の誤字脱字の多さはユーザーをかなり選ぶことになるだろう。
気軽に楽しむのが目的ならオススメできない。
良かったところ→シナリオ以外全部。歌、BGM、背景、ヒロイン、キャスティングには文句のつけどころがない。
個別√の終盤以外は全部好き。みんな主人公に一途で、純愛はいいぞ~^ってなった。
碧織√が一番好きかな。
悪かったところ→祥那√以外のシナリオの最後が全部一緒なのはこの鬱ゲーの特性上仕方ないのかもしれないが、もうちょっとなんとかできたんじゃないかなぁ。
祥那のシナリオも公式設定を一読しないとラストは「?」ってなったまま終焉を迎える。まぁこの√だけが救いなんですけど。
観光と料理のくだりが共通√の大半を占める中、伏線らしきところには強調点をつける配慮は見られたものの、それでも拾いきれない。(というかどうでもいいところまで強調点をつけてるせいで全く意味をなしていなかった)
登場人物が多すぎるのも良くない。声がついてないモブ合わせると30人以上。終盤のごちゃごちゃした感じは嫌いな人多いと思う。
総評:設定をいまいち生かしきれてないのが名作になり損ねた原因。
理解をユーザーに委ねすぎるのはウケないことをライターにはわかってほしい。