マルルートのみプレイ。六花が住む町で起こる不思議なストーリー。
キャラクターデザイン:幼少期は問題なかったが、本編立ち絵は正直バラつきを感じるが慣れれば違和感がなくなる範疇。
とにかくマルが可愛い。ノリが良くて微ぽんこつなところ、これがいい塩梅だった。樹奈も幼馴染兼やかまとして良いキャラ。
日常パート:全体的にかわいらしい世界観。マル達の寸劇めいた日常描写は人によっては退屈かもしれないが、ギャグと三人の関係値を表すのに必要だったという印象。自分は面白くてけっこう楽しめた。とくにマルがリモコンでロボットになるところ。
シナリオ:終盤の展開がほんとうに良かった。マル、新マルどちらの世界線も崩さない。かつ新マルのあのエンディングが非常に感動した。2人が数十年ぶりに再会したのは、春の季節で新マルがかつて住んでいた町。ここでタイトルロゴの桜と”空に六花の住む町”の要素が爆発しており、ラストシーンも含めてプレイ後の余韻は素晴らしいものだった。
余談だが、新マル世界での健治に対する樹奈の潔さはマネできるものじゃない…正直カッコイイとも感じた。