もっとも期待していたのは背景と謳い文句である「まったり系」シナリオとの親和。いい雰囲気!でももう1ランク田舎でも良かったな…。それ以外の要素も、想像以上に優しくて明るくてヌルヌルで安心感があって、Hがある意味サプライズになってて…すべて予想以上に良かった。
高村家、浅見駅前など背景がそれ自体美しかったのに加え、
キャラクター絵と見事に調和した綺麗な塗色で丁寧な仕事に感心した。
またそれらの質感は、テキスト・シナリオが彩る郊外の夏の空気を
一層濃くしてくれているのが嬉しい。
夏めろの魅力はこの空気、背景とuniqueなしろ絵で
他では味わえない嬉しいかつ特異なシチュエーションを体験出来ることだと思う。
妹が日常会話でただいま○こ発言-
内弁慶で兄者の友人にも怖気づく妹-
脱衣場で妹の下着を発見その直後パジャマ姿の妹に物思う-
帰路バスの中で知らぬ女子と何度か目を通わせた後ウインク-
「電話してもいいですか?」メール
いつもいじめていた女子にHでいぢめられる-
男子浴場に同級生の女子がニップレスで乱入しかもぽろり-
思わず生理は終わったと告白-
正直に女子の髪を触ってみたいと告白-
女子の髪のにおいを嗅ぎ分ける-
その他Hでは数知れず。
発言は少年っぽいがその直後に
「なんでってデートの誘いにきまってるだろうがこのカマトトめ」
など主人公は心の声とH行動がオヤジくさい。
自分はだからそれらのシチュが逐一ツボに入った。
絵から感じる雰囲気とそれから想像するシナリオに期待して買ったけど
思わぬ拾いものまでついてとっても得した気分になれた。