お手軽さと濃厚エロのバランスは低価格帯で珍しい成功例
・<評>
設定・シナリオ・テキスト
“SEXが終わって僕らは生まれた SEXを知らずに僕らは育った”
- SEXを知らない子どもたちのSEX。この設定にどことなく背徳感が溢れています。
キャラクターが言葉の意味をよく知らず、発掘品に書いてある卑語を口にするシチュは
ぐっと来ました。
「そんな馬鹿言ってないで、さっさと服脱げよ。」(=勉強しようぜ)
なんて出だしでまじめにSEXを始めるシーンなどは笑いがこみあげつつも
しっかりティンポはエレクト出来ます。
ただ、時間が経つと、それ以降は単にあからさまSEXでしかなくなるんですよね。
キャラクターたちが徐々に行為の意味を察し始めて恥じらいを覚えるなど
回数をこなすごとに変化がつけえられたらよかったかも知れません。
また、陽EDをのぞいて、全く話しにオチがないのはどうかと思います。
原画・背景・彩色
ソフトハウスシールさんは、これがなみいる低価格ブランドの中での売りの一つです。
低年齢を感じさせるキャラデザですが肉感は豊かに柔らかく描かれています。
ただし、今回は一般的ではない体位に相当数チャレンジしていますが
骨格がおかしいだろ、という絵は多数見受けられます。
その他
システム回りは基本的なセーブ・Qセーブ・既読/未読スキップ・オート機能
テキスト速度調整の他、Ctrl未読スキップ・キャラ別音量調整があります。
クリックボイスカットONでOFFにはできません。
役者さんの演技では、澄川桃子さんの演技が
少々棒なところがあり気になってしまいました。
松永雪希さんのツン演技は堂に入っていて可愛らしいですね。
CG/シーン回想とも20枚。
容量約522M。
感想
手軽に短時間でエロと笑いを楽しめて希望小売価格2100円。
充分お得です。
ただし、間違ってもお話とか楽しいテキストなんかには期待しないように。
エロ目的もしくはバカエロ目的に
アニメーションはへぼいですがもともとCGは綺麗な方のブランドさんなので
キャラデザに嫌悪感がなければ3~4時間遊ぶのにちょうどよいのでは。
SEXを知らない女の子にいたずらしちゃう背徳感がエロイです。
主人公までもが知らないので突き抜けた背徳感まではいきませんが。