人類崖っぷち系が好きな人はやって損はしないかも。ただ、色々と惜しい点等もある作品。長文はヤヤバレ程度
人類滅亡寸前系の作品は好きなので、ＣＧや雰囲気も良さそうだったことから
そのまま躊躇なく購入。
プレイ直後は主人公の声に違和感はあったものの、２～３時間後には慣れ、話自体も面白かったので、
そのままクリアーまで連日プレイしていました。
以下、全ルートプレイ後でのレビューです。
良かった点
・立ち絵も含めてＣＧはとても綺麗だった
・中盤までの現代戦力だけでの防衛線が予想以上に面白かった
・主人公以外にも、様々な人物にスポットの当たるストーリー
悪かった点
・所々に入る冗長＆無駄な説明や回想
・「この時代ではこうじゃないといけませんよ～」的な押し付け意見前提が多々
・立ち絵が欲しいキャラがあと１０人以上はいた
・ＢＧＭのでき自体はそれほど悪くはなかったが、曲数が少ないせいか、ミスマッチな場面もそこそこあった
・ヒロインの１人、未来の他キャラルートでの扱われ方
１週目にプレイした直後に感じたのは「惜しい」の一言でした。
全体的に平均以上の良い点でまとまった作品ではあるのですが、後半になればなるほど
テンポが悪くなり、無駄な冗長さを感じずにはいられません。
主義・主張をプレイヤーへ一方的に押し付けるストーリーもマイナス点です。
勿論多く共感できれば問題ないでしょうが、自分には只の押し付けに感じられました。
ヒロインの中では未来がお気に入りではいましたが、他ルートや番外編ではとあるキャラと普通にくっついたり
子供作ってたりで個人的には残念でした。状況が状況だから現実的ではあるんですけれどもね…。
展開的なことを考慮すると、初見プレイは未来ルートがお勧めです。
他のキャラでは、中盤キーポイントのネタがすぐにわかってしまうので。
全８話構成で、後半になればなるほど長～い話の作品ですが、まずまず楽しめました。
もう少しいろいろと予算を掛けていればもっと素晴らしい作品になれたと思います。