こういう展開になるとは・・・これは賛否両論になるでしょうね。私個人としては単体で見れば問題なく面白いけど、この先どうなるのかな・・・(長文感想はモロにネタばれです)
強烈にネタばれなのでプレイ後のかただけお読みください。
推理に関しては今回は省いて、物語の感想のみ書かせていただきます。今回も今までみたいに惨劇が始まるのかと思っていたのですが、今回のメインテーマは「信頼」というものでした。確かに毎回の事件発生のきっかけの多くが不信によるものでした。鬼隠し編では圭一の仲間達に対する、綿流し編では詩音の園崎家に対する不信。そしてこのゲームを推理モノとして見て来た私自身も登場人物の黒い部分ばかり探っていることに気が付きました。この先も主人公を圭一と仮定しての話ですが、圭一はもともと警察でもなければ名探偵でもないのです。不信では事件を解決できるかもしれませんが、問題は解決出来ないでしょう。圭一一人では問題解決のための実行力は無いのですし。それどころか自分が不信から犯罪者になる可能性が高い。(この村には不信を殺意に変える悪魔的な何かがあるかもしれません)圭一がこの村の問題に決着を付ける為にはもっと多くの人の信頼を勝ち得ていかなければならないのでしょう。ただひぐらしはホラーとしての性質も強いので事件に決着がつくとは限りませんが・・・・展開を裏切る恐怖がホラーですし。それは最後のTIPS”悪魔の脚本”からも現れていますしね。