大切なものを教えて貰った作品
チョコ、ちょこ√
オールクリアまでしてこのゲームは完成するので是非やって欲しい。
それぞれの√でチョコが成長して「こころ」を知ってゆく過程できっとチョコに対して怒りを覚える人もいるだろう。「お前それは逆効果だろ!!!」と思うようなシーンも多いだろう。
しかしチョコは妖精であり恋も人の「こころ」も知らないから当然である。今この世を生きている私達人間ですら人の心を理解するのは難しく喧嘩もするのだ。お前ら本当にこころを知ってるのか???高校生(18歳以上)である主人公やヒロイン、幼い妖精が理解している方がおかしい話である。物語の中で主人公やヒロインと接してゆき、喜び•悲しみ•怒り•寂しさを知る事でチョコは成長してゆきヒロインと主人公は結ばれて行く。
システム面もチョコがウィンドウに座ったり飛んだりと2004年発売とは思えないクオリティ。妖精という設定がここまで生きたシステムは他のゲームにあるのだろうか。
「こころのかけらをもらったのだ、ありがとう、だぞい。」
もしかすると「こころ」を教えてもらい成長させてもらったのははチョコだけではなく私達ゲームをプレイした人なのかもしれない…
成長したよな?妖精ですら成長できたんだぞ、お前らも少しは成長しろ。