コミカルな展開に仕込まれた別れのシナリオが泣ける
個人的に大当たりです。ストライク中のストライク。笑わせて笑わせてきっちり泣かせてくる。
お馬鹿キャラに囲まれコミカルでノリのいい雰囲気なのですが、反して別れが主体のストーリー。
ギャップから余計泣けました。
◎脇役キャラが栄える!
3馬鹿の男キャラを始め脇役が最高に面白い。
この脇役キャラが好きになれるかなれないかが評価の決めになるのかな。
◎ノリの良いOP、BGM♪
OP曲がいきなり良いです。エレキギターで結構ロックな曲で雰囲気にぴったりと思います。
女キャラごとにED曲(ムービー)が用意されているのも良いなと思いました。
更にプロローグ段階からOPムービーへの流れとか「バッチグーっしょ」。
◎臨場感ある演出
絵がアニメっぽくて動きや臨場感あります。なんと言うか…動画を一時停止した感じ。
普通のゲームの美麗に書き込まれた静的な絵でなく、
コミカルなゲームの雰囲気に凄くあっていたと思います。
あと絵の視点って言えばいいのかな、キャラをアップで入れることにこだわらず、
結構遠くから取った絵だったり、手だけアップにしたり、、、
臨場感があって凄く良い演出となっていたと思います。
早苗は特にキました。ゲームの雰囲気的に「死別」は無いと思ってたのになぁ。
生かすシナリオもあろうと思いましたが、何故に死別のシナリオを製作側は選んだのか?
プレイヤーの意表を突こうとしたのか?
あの予約送信メールのエンディングの後、
何事も無かったようにOP曲が流れたときの切なさといったら無い。
このゲームにあんまりケチつけるところが見つかりません。
笑える学園物が好きなんだと痛感できた作品。