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PrintScreenさんのあしたの雪之丞の長文感想

ユーザー
PrintScreen
ゲーム
あしたの雪之丞
ブランド
elf
得点
75
参照数
408

一言コメント

ボリューム、ゲーム性、一貫性は高いが…今ひとつ響かない。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

2の評価が高いため、まず1からとやってみました。
正直に言うと「ボリュームありすぎて作業」。フルコンプまで凄い時間がかかりました…。
コンプとか意識せず腰を据えてプレイすれば
ゲーム性もボリュームもあるので楽しめたのかも知れません。
評価の高い2では、どう変わるのか楽しみでもあります。
この1とのギャップを楽しめればな。

○エンディング数35!大ボリューム。
  エンディング数は35とボリュームたっぷり。ゲーム性高いです。
  核は変わらないんですが、細かくバリエーションに富んだエンディングが楽しめました。

○さすが老舗メーカー。完成度が高い。
  テキスト回しやら操作性やらゲームデザインやらと
  一貫性?があるのか、やっぱ老舗だなぁと思いました。

  ○ヒロイン視点で始まるオープニング
    ヒロインである春日せりな視点で始まり、ここぞってとこでタイトルが入ります。
    こういう演出が良いんだよな。

×ボリュームの割りに中身が…
  ボリュームが多いのが仇です。コンプ目指すと正直、作業になります。

  ×意外性や新鮮味がなく展開が読めてしまう。
    ファンタジー要素(魔法少女やタイムマシンやら…)が無い
    リアル設定ということもあるんですが
    ストーリーが読めてしまって意表を突かれたり、
    新鮮味を感じたりが無く平坦に感じました。
  
  ×ゲームデザインが古い
    完成度は認める。ただキャラやシナリオのデザインが古くないか?
    まぁ古いゲームなんですが、それにしても同時期のゲームと比較して
    古臭さを感じてしまいました。

×キーボードショートカットキーが少ない
  コンシューマ移植意識してだろw。Alt+Enterの画面サイズ切り替えとか、
  ホイールでのバックログとか、オートやスキップ切り替えボタンとか無いんで
  ちょっとPC版としての操作性は今ひとつって感じでした。