前２作と比べるとパッとしない印象だが、オカズとしては悪くない。
ボリュームはこれまでの外伝と同じでＣＧ５枚、回想も５回となっている。
今作では、前２作のように何かに特化したわけではなく、また堕ちる過程がしっかり描かれているというわけでもなく、パッとしない内容となっている。
今回は外伝におけるセンターヒロインとも言える早苗がメインの作品であり、Ｈシーンも基本的に早苗オンリーとなっている。
Ｈシーンの内容は何か全体を通したテーマみたいなものがあるわけではないのだが、”淫虐の処女散華”と副題にもあるように、いきなり処女が奪われるわけではなく、それなりの前段階（Ｈ３回）を経ての処女散華となる。
しかし、処女を散らすシーンに何かカタルシスや達成感のようなものを感じるかというと、そうでもなく、普通の触手陵辱ものの処女喪失シーンだったので、触手の親玉の仇でもあるんだしもう少し趣向を凝らして欲しかった。
Ｈシーンは、フタナリ化した梓にお尻を犯される、プールでスク水装着状態で触手に全身を愛撫される、精液浣腸、処女喪失、触手に何度も女性器を犯されるという内容になっている。
一つ一つのシーンの繋がりが薄く、肉体が快楽に屈服していく過程という意味では少し期待はずれだったが、１シーン毎の尺やテキストは他の外伝同様にしっかりしているので、オカズとしては悪くない作品だと思う。