内容は期待通りのものではあるのだが、ボリュームが足りないと感じた。
タイトル通り、ほとんどのHシーンは、魔物のイチモツを突っ込まれてお腹がボコっとなるものばかりとなっている。
ヒロインは二人とも人外となっているが、竜人のカミラは手足に鱗が生えていたり、羽や角、尻尾がある以外は普通の人間に近い見た目だし、妖精のシウも、オーソドックスな見た目の妖精なので、Hシーンの内容は興味あるけど、人外ヒロインはちょっと・・・と言う人でも割りと受け入れられると思う。
ヒロインを犯すために登場する魔物には特に目新しいものは登場しないが、手のひらサイズのシウが魔物に犯されて、お腹がボコっとなるシーンはちょっと物珍しいかもしれない。
また、最初の1,2回は痛がる描写が多いものの、それ以降はむしろ犯されることに快楽を感じるようになるので、ビジュアルの割には悲壮感のようなものは少ないかもしれない。
ロープライス故のボリュームが少ないことにも起因するとは思うのだが、快楽を感じ始めると、割かしあっけなく堕ちてしまうのが残念だった。
女性の地位向上のために、軍を従える女傑という設定なのだから、もうちょっと堕ちる過程も丁寧に描写して、強いヒロインを屈服させるという達成感のようなものを感じれるようにしてほしかった。
割りとグロいシーンを平気で挿入してくるブランドだが、本作もグロイシーンはいくつか登場する。
カミラのお腹を食い破って生まれてくるドラゴンとか、バジリスクによって石化させられたシウをディルド代わりに使っていたら、首がもげたとか(どちらかというとシュールなシーンかもしれないが)、人によっては受け付けないかもしれない。
ただ、こういったシーンは基本的にバッドエンドの際に少し出てくるだけなので、そういうシーンをオカズにすることは出来なくとも、気分が悪くなる事が無いというのならばあまりに気にする必要は無いと思う。
ボリュームはCG枚数が25枚、回想数が19回となっている。
数字だけ見ると、そこまで悪くは無いように見えるが、1シーン毎の尺が短いので、ボリューム不足に感じた。
ただし、グラフィックの質は良いので、尺は短くとも、オカズとしてもそれなりに使えると思う。
システム面も不便で、ロープライスと言えもボイスカットのオンオフくらいはつけて欲しかった。
・総評
醜い魔物にヒロインが犯されて、お腹がボコッとなるHシーンが多く、タイトルから期待できる通りの内容ではあるのだが、1シーン毎の尺が短めで、ボリューム不足だと感じた。