海洋生物に犯されるのにヒロインの悲壮感、嫌悪感が少ないのは相変わらず。
不漁となった田舎町で、豊漁を願って巫女を使って儀式をするのだが、実は儀式の内容は海洋生物に一週間体をささげて精液を搾り取るという、トンデモない内容だったから、何も知らずに儀式の生贄となったヒロイン二人がさあ大変という内容になっている。
ボリュームはCG枚数は28枚、回想数は23回となっている。
プレイ内容というか、登場する海洋生物は、ユムシ、ゴカイ、イソギンチャク、フジツボ、カメノテ、マキガイ、ウミウシ、ヒトデ、ナマコ、タコ、イカ、イセエビ、カニ、となっている。ユムシというのは初めて聞いたので、ネットで、動画や写真を探してみたら、今作に登場する生物の中では断トツの気持ち悪さだった・・・。
前作の昆蟲姦察が馴染みの薄い、巨大化したグロテスクな虫だったのに対し、今作では、割りと馴染みの有る、モノによっては食卓に出るほど、有名な海洋生物で、大きさも割りと普通の大きさなので、忌避感は少ない。
いくら虫に比べてマシとはいえ、海洋生物に犯されるのだから、ヒロインはさぞかし奉仕したり、犯されたりすることを嫌がるかと思いきや、実はそうでもない。
汐香は、海洋生物が苦手と言うわけでもなく、また儀式の方も村のためになるのならと、協力的で、嫌がる描写は少なめであり、初日の処女喪失時点でユムシ、ゴカイ相手に普通に絶頂する。
小瑚の方も、海洋生物が苦手で、性格もこまっしゃくれているため、生贄として海洋生物に犯されることを嫌悪こそするものの、やはりこちらも初日から絶頂する。
更に儀式が進んで行くにつれ、犯されることを期待するようになり、積極的に奉仕もするようになっていくので、生贄にされた巫女の悲壮感てきなものは感じられない。
むしろ、海洋生物とのHにどんどんハマッて行き、海洋生物とのラブラブセックスという世にも奇妙なHシーンが展開される。
ちなみに、ヒロインは巫女とは呼ばれるものの、実際に巫女服を着るのは初日の処女喪失時と、儀式最終日程度で、他は水着となっているのは残念だった。
個人的には、海洋生物に犯されるのを激しく嫌がるようなシーンを期待していたので残念だったが、前作もこんな感じだったので、予想の範疇ではある。
余談だが、汐香には克典という恋人がいて、また小瑚も秘かに克典に思いを寄せているのだが、やんぬるかな、克典君は恋人が儀式の生贄となるのを止められなかったばかりに、海洋生物に寝取られてしまうのである。
エロゲ数多しと言えども、海洋生物に恋人を寝取られたのは彼くらいだろう。
ちなみに本作はネトラレ(寝取り?)な点では、オマケ程度でほとんど期待できないので、NTR目当てでのプレイするべきではないだろう。
本作のグラフィックも前作と同一人物が担当しているが、立ち絵がちょっと違和感があったものの、イベント絵のクオリティは良かったし、海洋生物に関してはそこまで詳しくないからちゃんとしたことは分からないけども、海洋生物もリアルに描けていたんじゃないかと思う。