グラフィックやシチュエーションは良かったが、Hシーンの尺が短めなのが残念だった。
シナリオ上の設定は多少用意されているものの、シナリオは無いに等しくプレイ開始から5分程でHシーンに突入する。
低価格帯ゲームなのでこんなものかと思わないでもないが、もう少しくらいシナリオがあったほうがHシーンがもっと盛り上がったかもしれない。
グラフィックは全部で20枚と価格からすると標準程度。
内約はミズチが12枚、清姫が7枚、ナーガが1枚。
グラフィックの出来は原画、塗りともに良かった。
闇姫というだけあって病的なまでに白いミズチの肌の塗りは個人的には凄く良かった。
Hシーンはシチュエーションこそ良いもの、テキストと尺がいまいちだと感じた。
シチュエーションは拘束された上で人、機械、あるいは触手代わりの蛇に犯されるというのが多かった。
ヒロインが人間に責められるシーンも責め手が女性であることが多いので、道具を使ってのシーンも多い。
口枷や開口機具をはめられたCGの数が多いのが嬉しかった。
CGやシチュエーションが良かったのに反して1シーン毎のテキスト量が少なく、またテキストが平凡なのは残念だった。
なかなか堕ちないヒロインに強烈な快楽責めというせっかくのシチュエーションなのに尺が短くて肩すかしを食らってしまうことも。
テキストの質はどうしようも無いとしても、尺はもっと長くするか、それが無理ならCG2枚で1シーンにして、回想数を減らして1シーンあたりの尺を延ばして欲しかった。
救いはHシーンとHシーンの間隔が短いことだろうか。
システムは可もなく不可もなく。
ボイスカットのオンオフはあったし、プレイ時間が短いのもあって特に気になる部分はなかった。