絵が好みという理由で購入したが、ここまでドンぴしゃにハマってしまうとは・・・。
・絵、彩色
自分がこのゲームの購入を決めた要素。立ち絵も一枚絵も出来は完璧と言っても過言ではない。一枚絵はHシーン以外のものもそれなりにあるのも嬉しい所。
本当に文句の付け所が自分は見つからなかったので、他に特に書くことがない・・・。
・シナリオ
決して抜きゲーのおまけ程度では無く、それなりに充実していた。
とはいえ、個別ルートはHシーンがメインで日常パートは少なかったが。
それでもバカップルぷりを発揮するシーンや、デートシーンはちゃんとあって必要なシーンはちゃんと用意されている印象。
変に足を引っ張りかねないシリアスを入れてないところも良かった。
複数ライターなのにルート毎のクオリティのバラつきが少ないのもちゃんと打ち合わせやすり合わせをしたんだろうなぁと感じた。
個別ルートに入ると主人公がうだうだ悩んだりせずに、割とスパっと告白(?)をしてしまうのも良かった。
この辺りはサキュバスの学校なので、ペアで性的な事に関しての実技のテスト(全生徒強制参加ではない)があったりといった設定勝ちな部分もあるだろう。
サキュバス、インキュバスというと一般的には性に奔放で、人間を誘惑して、性を吸い取るという印象だが、本作ではサキュバスは愛に生きる種族という設定。
そしてサキュバス達が集まる学校を卒業してしまうと、生涯の伴侶を見つけることが難しいので、卒業までに伴侶を見つける必要があるということもあって、皆恋愛事には普通の学校以上に興味津々。
この辺りの設定も本作の魅力を伸ばしているんじゃないかと思う。
・キャラクター
メインヒロイン達はサキュバスなのに奥手という設定なので、皆初々しい。
しかしながらサキュバスの学校なのでHなことに関しての実技の授業も受けているので処女なのに床上手という素晴らしいことに。
ストーリーが進むに連れて、ヒロイン達の主人公に対するデレデレっぷりが凄いことになるので、そういうのが好きなら、ニヤニヤ出来ること必須かと。
サキュバスが本来の力を発揮するときにシフト(変身)して尻尾や角が生えたりするのだが、その時の衣装もキャラ毎にまちまちで、素晴らしい。
お姫様風だったり、和風だったり、ビキニアーマー風だったりと多岐に渡るが、いずれの衣装もサキュバス風にアレンジされていて、Hシーンを盛り上げるのに一役買っている。
・Hシーン
全部で約50シーン。
内容は割と普通の物が多い。
ヒロインが奉仕してくれる系か、普通にするものが多い。
サキュバスなんだからもうちょっと積極的にヒロインが攻める感じのシーンも各キャラ1つ2つくらいはあってもいいんじゃないかと思った。
しかしながら、尺は長く、HCGの出来も素晴らしいので実用性は抜群。
誰かの個別ルートをクリアするとハーレムルート(エリスルート)が開放される。
このルートではサブキャラのHシーンと、サキュバスは一夫多妻OKという作品中の設定的にありそうなのに無かった複数プレイが解禁される。とはいえ基本的に3Pだが。
姉妹丼や、巨乳ツートップのおっぱい奉仕などがあるので、本編クリア後のオマケとしては結構楽しめた。