もう、いのりたんメインヒロインでよくない? 分かってます。 そんなこと言ったら何でもアリじゃんて。 でも…でもさ、同じこと思った方、いますよね? もしいれば心の中でガッチリ握手。
うん、想像通り脳死で楽しめました。
難しいこと考えなくていいので楽チン!
なんていうか、平和ですね。
文化祭のモラトリアムに恋愛脳達の青春のきらめき。
相変わらずバカだなーって思うけど、真剣に恋愛してるんですよね。わちゃわちゃしてるのが青春そのものなんです。
眩しいっていうより、もっと周りを見なさい恋愛脳ども!!って感じ。でもやっぱり眩しいのかな。どっちよw
まぁ本編の魅力自体がぶっ飛んだ会話の掛け合いを楽しむ「ギャグ+ラブコメ」なので、恋が育つドキドキの種類も、恋愛の駆け引きも、今の時代に最適化された作風って言いえそうです。
簡潔に言えばインスタントな恋愛というか、えーと、変な意味じゃなくて。
コンテンポラリーな恋愛観をIQ低めで享受する娯楽って感じ。
うん、これだ。
”可愛い”よりも”クスクスと笑える”が前に来るので、自分自身がヒロインに恋焦がれる感覚は全くなくて、例えるならお気に入りのお笑い芸人が出演した「絶対にスベらない話」を見ているような安心感みたいなのがあります。
要は、中身が無いくせに質の高い恋愛漫才と言いますか……。
アフターフェスティバルのエピソードはまさにそれでしたね。
ただ、主人公周りの友人たちの恋愛が加わるので多少豪華になった印象を抱きつつも、あくまでFDなので内容は本編よりスケールダウン。
でも、求めていたノリそのままを美味しくいただけたので満足です。
おしまい。
……と、思うじゃないですか。
いやいや、いのりたん。いのりたんですよ。
さて、本編から振り返りましょう。
難攻不落の女神であらせられるいのりたん。
初恋の相手と恋焦がれた光生のストーカーまがいのアタック。
少年は恋焦がれた挙げ句、天にも届くバベルの塔を建て、女神の領域まで手を伸ばそうとした大罪により、女神の逆鱗に触れ崩れ去るのであったと思いきや……届いちゃった!!
分かっていた結果ですが一番見たかったのはコレですよ。
デレのいのりがもう…たまらん。
本編の心残りだったいのりと光生、恋が成就しちゃいましたね。
しかも最高にロマンチックな告白で。
良いです。とても良い。
こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、最初からこのカップル主体で作品作っても良かったんじゃないですか?
他のヒロイン達推しの方ごめんなさい。
メインヒロインはいのりたんって事でファイナルアンサーでした。
おしまい!