天神乱魔に続く、エルフ３ＤＲＰＧゲームの最高峰！ 音楽・ＣＧ・ストーリー・ＦＤ枚数ともに業界最高レベル （当時）
このゲーム、発売日に意気揚揚と買いにいったらレジの人が綺麗なお姉さんでマジ泣きそうに
なって買うまで数十分迷ったという思い出深いゲーム。当時の自分は若かったなあとしみじみ。
もちろん、今の自分にはそんなピュアな心は残っておりませんが。
昔の話をもう少し。
現在ではフロッピーディスクのＰＣゲームは発売されていないと思いますが、
あの頃のＦＤゲームはとにかく重かった。
箱はプラスチックで中にぎっしりとＦＤが詰め込まれており、すごい迫力と重量でした。
ＦＤの枚数＝容量なので、この頃は枚数が多ければ多いほど大作＝期待できるという構図でしたね。
どうでもいいですが、過去最多枚数のＦＤゲームは５０枚近くを必要とするＣＴＲでしたね。
さて、前置きが長くなりましたがこのワーズワース（以下ＷＷ）は何度もリメイクされており、
キャラやストーリーについてはリメイク版を参照していただくことにして、ＰＣ９８版の感想を。
こ、これが『大人のゲーム』か！？
ＷＷの最初の感想はこれでした。部屋から出て３Ｄ描写スゲェッー（当時）と驚いてぐるぐる回っていると
敵が出てきて戦闘になります。相手はおおねずみ、ねずみごとき俺の敵ではないわーっ！ ま・負けたー！(T_T
初回戦闘で多勢に無勢で負けたりもするゲームもありましたが、１対１で普通に負けるゲームも
珍しいじゃないかと。
大ねずみが出てくると負けたりするので、ある程度レベルが上がるまでは部屋から
離れられず半・引き篭もり生活を強いられます。
何事も辛抱辛抱・・・。大人のゲームは思い通りには行きません。
そう、このゲームは辛抱のゲーム。階が変われば敵が強くなり、鍛え直さないといけない
ところどころエロシーンは配置されているが（ストーリーの都合により）見てるだけとか、最後まで
行かないことが多い。
まあ、それは前半だけで後半からは比較的楽になったりシーンが多くなりますが。
このようにやや取っ掛かりにくい面はありましたが、
楽しい石版集めやびっくりする３Ｄダンジョンの仕掛け、かっこいい戦闘音楽が数多くあったり
後半の燃える展開などＰＣ９８の１８禁ＲＰＧとしては闘神都市２に並ぶ最高レベルではないかと。
当時のｅｌｆの意気込みとパワーがひしひしと感じさせられる作品でした。
今プレイすると流石にＣＧ（というかキャラデザイン）の古さは否めませんが
思い出の作品ということで高得点を入れます。