前作は序盤ちとだるかったが、今回はそんな事は無く、一気にやってしまった。内容的には、酷く悲しい話だった。この一言に尽きる。
何一つ報われなかったな、と思う。
「生まれてきてごめんなさい」はきついなあ…。
生きてる事で、罪を犯したり、あるいは生きてる事自体が罪になる事はあるかも知れないが、
生まれた事自体が悪いとかは考えたくもないなあ。それは流石に悲し過ぎる。
まだ続くみたいだが、どこかでハッピーエンドはあるんだろうか。
まあ結末は一つでは無いみたいなので(暇潰しで村滅んでたが、目明しではレナとか入江のセンセとか生きてるし)、
あると信じて続編を待とう。
出来れば悟史にも幸せな結末があって欲しいものだ。
個人的にかなり気に入ったキャラであるし。
レナだけ家庭環境から何から明かされて無いし、この辺が肝になるんだろか。
しかし、相変わらずとんでもない文章力だと思った。
一枚絵なんか全く使って無いのに、例えば詩音の爪が剥がされるシーンなんかでも、
その光景が目に浮かぶ様で、ずっと心臓が圧迫される様な嫌な感覚を味わった。
小説なら兎も角、ゲームでこれ以上に読ませる文章は見た事が無い(まあ、テキストゲー自体数十本しか知らんけど)。