狂気のなかの種族を越えた純愛
正直プレイするまで沙耶の唄は純愛って言うのを見るとグロゲーでネタで言ってる要素が強いんだろうなぁって思ってました。
今では前面撤回します。沙耶の唄は純愛です。
愛の形は色々あるということ。
パソコンの画面からホワホワとハートがあふれてきそうな純愛物語(POVの説明文引用)を想像してプレイしては肩透かしをくらいます。
見かた、考え方で三種類のエンディングがすべてバッドエンドともいえるし、ハッピーエンドともいえます。
グロありだし、鬱ゲーだしで人を激しく選ぶのでおすすめできないけどお勧めしたい矛盾のゲームです
登場人物
主人公 都紀:事故の影響で直死の魔眼に目覚めることはなく、代わりに沙耶以外は腐肉、肉塊、臓物に見えるようになる
ヒロイン 沙耶:異次元の知的生命体。開花するグロ肉。かわいい
ペット 揺:友人。脳みそこねこねされてペットになる。
ご飯A 青海:友人。首をつっこみすぎて食料になる。
ご飯B 隣人:いちゃもんつける。その後脳みそこねこねされた後家族を殺し沙耶をレイプして食料になる。
友人 耕司:ご飯Aの彼氏。一人で暴走して地球滅亡させる
先生 涼子:世界の救世主
グロ
あまりグロさを感じませんでした。常に腐肉と臓物があふれかえっているのにw一番グロく感じたのは冷蔵庫でした
フィルターを任意でかけられるので苦手の人でも安心です。
背景の腐肉はストーリーに引き込まれていくので全然気にならず、他は腐肉布団、ご飯A、冷蔵庫ぐらいだった気がします。肉塊人間はグロくないですしね。
もっと盛大にグロいのかな~っと思ってました
エロ
ときおり入るエロシーンにあぁ、これエロゲーだったよねと思い出させてれる感じ。ちなみにエロシーン回想がありません。
システム
時代相応なのかな?なぜかセーブデータが60箇所あります。選択肢が2択が2回だけなのに。
エロシーン回想がないからその前でセーブしろってことかしら
音
BGMはゲームの雰囲気に合っていていいと思いました。歌もよかったです。
プレイ時間
フルコンプで4~6時間。引き込まれていくので一気に終わりました
名シーン・名台詞
多々あり。個人的に「人であることをやめた後も、酒の味がわかる身体であればいいんだが」と「郁紀に近寄るんじゃねぇよ!」がお気に入り
エンド
耕司END。―ただ一発の弾丸は、いつでも洗面所の鏡の裏で、耕司に救済を保証してくれている。これが一番好きです
愛とはなんだ?愛はどこだぁぁぁぁあ!!ってゲームです