全力の使いどころを間違ったゲーム。
ヲタはロリコンでありヲタは魔法少女が好きだから
全力でCCさくらをパロってエロゲにすりゃ売れるんじゃねと勘違いしたのか
ものすごいキラッキラでフワフワな作品が出来上がりました。
このゲームに関してだけはエロはいらなかったと言わざるを得ません。
主人公が魔法少女のマスコット化することで
内気な少女の本当の姿に触れて少しずつ惹かれていくという設定が秀逸で、
ガチの少女マンガ的なものが好きな人には非常におすすめです。
ただもう少し主人公の石蕗くんのいいとこも見たかったという印象。
ゲームはすももが強くなることを中心に描いてることから
告白するところまですももが引っ張っていくことになりましたが、
個人的には石蕗くんから告白するアニメのほうが好きです。その辺は好みの問題ですね。
あと当時はすももルート以外は蛇足という感想が多かったように記憶していますが、
自分の場合は撫子ルートのほうが好きです。
親友が好きな人を自分も好きになってしまって、その間で思い悩む姿をアホかというぐらいに丁寧に描いてるのがすごく良かった。
ただこういうのはエロゲに求めてるものではないような気もします。