男女接近法という設定の存在意義は全く感じなかったが、本性あらわしたみゆき先生は面白かった。変な設定なしでバカゲー路線にしたほうが良かったと思う。
男女接近法の設定、つまんなそうだなあというのはプレイ前からわかってたものの
やってみれば印象変わるかなと手を出してみたけど、特に印象は変わらなかった。
設定のどの辺がイマイチだったかもうちょっと具体的に書くと
まず日常会話に違和感が出る。
普通に会話してるシーンでも距離とってるように見えないし、狭そうな部室で2人きりで会話してるのも変に見えてしまう。
ヒロインの、特につかさについてはこの設定で好感度下がった。
恋愛がわからないんじゃなくて他人の気持ちがわからないからにしか見えない。
恋愛監査部がやたら強権ふるってる割に幽霊部員だらけというのも違和感しかない。
日常会話程度の些細な描写でも違和感が出るうえメインヒロインの好感度を下げ、
話としても消化できてない設定というのは自分には邪魔としか思えなかった。
たぶんこの設定はコロナ禍での三密回避の世相をもとに3秒ぐらい使って考えたものなんだろうけど、
この設定でえっちな話つくって面白くなるかなあ?程度のことは
ちょっとぐらいは検討したほうが良かったと思う。
むしろ逆にしたほうが良かったね。
男女接近推進法とか。少子化対策とか理由付けは適当で。
各ルートについて
・つかさ
設定のせいでただの自分勝手な子になっちゃっててイマイチ。
モブの人たちもうちょっと真面目に怒って良かった。
・アリカ
話はよく見てなかった。つかさ、みゆきと来たらこなたかかがみだろというぐらい。
・みゆき先生
ストーカーの本性あらわしてからが面白かった。
主人公への好意がバレたら通報するか迷ったとか言われるヒロインはなかなかお目にかかれない。
交際が始まった後でも変態っぽさが全然ブレないし
結局クビになってるのに逮捕されてないからOKみたいな雑さも笑うしかない。
・まとめ
男女接近法とは何の関係もない
変態ストーカーショタコン教師が一番面白かった。
あと書くまでもないかと思ったけど絵は良いです。
たまに出てくる構図がすごい。
CG集としてなら満足できる出来。