本編+FDと言う仕様とボリュームをしょっぱなフルプライスで1本、堂々と出して来たと言う感じ
ライターとメーカーの前作〝君が主で執事が俺で〟もサブキャラを多く、ミニイベントを多く、と言った感じで
形式としては今回と同じ様なノリなのだが、ボリュームが圧倒的に少ないせいか、魅力的なキャラが多い割に
小さくまとまった印象があった。
(その分、後にドラマCDを7枚?程出して補完して居た様だが、さすがに全部ついていけず)
しかし今作は前回作りきれなかったであろう分、かなりの本気が伺えた。
キャラクターは増大し、サブヒロインに加え男のサブキャラにもきちっと個別を用意し、
エンディング・個別ルートは10以上、
さらにアフターストーリーを主用キャラに設置、さらにさらにトゥルールートも完備しているという徹底ぶり。
このライターさんはストーリーよりもドタバタなテキスト、パロ、ギャグ、キャラ重視だったが、
今作はそれに加えて安っぽいながら、(ギャグだから、それがいい)
直球で来る熱血展開、友情展開、とストーリーの方もそこそこ書いてきてくれるようになったのも評価したい。
こういうゲームを安定して作れるメーカーになったのなら、今後も安心して買えると思う。