サスペンス、ループ物に別要素を豪快にぶち込んだ意欲作。
ループ物である時点で非現実的、非科学的要素が終盤を大きく動かすことは
ある程度は約束されてはいるのだが、別ゲーといっていいほど展開を変えるものには
そうそうお目にかかれない。
とはいえ、そこに至るまでの伏線や説明は丁寧にされているので、一つの作品として
きちんと成立している点に好感が持てる。
個人的には概ね満足したものの、抜きん出た特徴がないために誰にどうオススメすれば
いいのか非常に悩む。
それなりに怖く、それなりに熱く、それなりに笑えて、それなりにエロい。
グロゲーにちょっと興味あるけどいきなりドギツイのは勘弁!って人にはちょうどいいかも。