短いながらも各キャラの個性が詰まった話で、本編を思い出して余韻に浸れる感はある。
■緒言
陽茉莉は時間軸が明言されていなかったと思うけれどおそらく全員付き合ってから一年で、
エンド後からエピローグの間の話。
以下ポイント
×シナリオ短い
1キャラ30分、以上。
○短い割にはまぁ印象に残るように纏まってると思う。
△サブキャラは一人も出ないのでハイテンションなノリは控え目
ただしヒロインとの掛け合いの面白さは健在。
■主人公
本編と同じなのでそちらを参照。
相変わらずのキャラで違和感は感じないです。
キャラ、シナリオ感想
■柊 ゆずゆ
付き合い始めた事で主人公の恋人に対する真摯さが見えてモテるというのは皮肉だなぁと。
内容はゆずゆと付き合い始めた事で、ゆずゆを中心とした交友関係の変化から
お互いの相手に対するスタンスを再確認するといったところ。
彼氏にはべたぼれなのにそれ以外の男には死ねとか普通に言っちゃうゆずゆが相変わらずで
人間関係大丈夫かと思いつつも可愛いなと思ってしまう。
■沢渡 岬
今まで喧嘩したことないからしたい!という岬の提案でしっちゃかめっちゃかする話。
短いながらも、岬の彼氏コレクションの実態や、本当は先輩じゃなくて名前で呼んで欲しかったこと等、
割と纏まっていた印象。
岬との会話特有のぽやっとした独特な雰囲気は相変わらずで懐かしく感じた。
というかスーファミ(無機物)もコレクションに入ってるんかい。
縫いぐるみとか服は抱いているんだろうけど、スーファミ何に使ってるんだろ、謎だ。
あと、む~む~怒ってる岬先輩可愛すぎて癒される。
■望月 理奈
付き合って一年経っでも、ふとしたことで急に主人公が離れていかないか不安になる理奈と、
あと中学時代の思い出話が中心。
中学時代の理奈もあどけない感じで可愛いなぁ。
この時から普通に腕組んで写真とか撮ってるくらいなら付き合っていると誤解されても不思議じゃないと思った。
というかこの二人なんで中学時代に付き合わなかったのか不思議だ。
■皆原 陽茉莉
本編でチラッと話題になってた旅行の話。とはいってもヨーロッパじゃなく温泉旅行。
そして中身は温泉旅行とは言いつつ実の所主人公と陽茉莉の昔話がメイン。
幼いころの二人のほんわかするエピソードで締められてました。
あと本編でもエロかったけど今回の陽茉莉もだいぶエロいというか、
幼馴染という安定枠を毎回斜め方向にぶっ壊してくれる挑戦的なキャラだなぁと。
毎回SMEEさんはテンプレをテンプレなまま使わない所が好きです。
■総活
短いという点を除けば、各キャラとも個性の出て纏まったお話になってます。
本編とはほぼ関係ないとある日常だったり、
本編中の出来事を拾って膨らませてくれたり、
二人の過去を掘り下げてくれたり、
ですね。
費用対効果という面で見るとやっぱり気になりますが、
1人30分程度のお話で
サントラCDの主題歌とED曲も良い歌ですし、
そこはやはり人それぞれとしか言いようがないですかね。
ちなみに私はフレラバ大好きなので後悔はしてません。