深影と五十鈴などキャラは魅力的、しかし本筋のシナリオは説明のないご都合主義連発で酷い
例えばマリオをプレイしていて、ランダムで強制的に操作を受け付けなくなるバグがあったとしたらストレスが貯まる。
この作品はそんなプレイヤーの操作が反映されない不満点が多すぎる。
具体的には選択肢で他のヒロインの選択肢を選び続け毎日会いに行かせても恋愛感情一つ認識しない主人公なのに、共通ルート部分では紗穂に対して異常に気に掛けることに(ﾟДﾟ)ﾊｧ?と思わざるおえない。
もぉプレイしていて主人公が言う事聞かないことへの憤りが溜まってしょうがない。
カードゲームも微妙でフラストレーションばかり貯まるのに、ヒロインだけは可愛いから困る。
全体の構成は個別イベントが選択で見れる共通ルートが９０％以上、個別ルート分岐後が１０％以下程度。
二週目は話の流れが変わらないのでやる気の出ない作り。
また最後の事件解決までのオチが悪い意味でのご都合主義全開。
やってる規模は町どころか国レベルで問題になりそうなことなのに、学校どころかクラス単位で全部決めて勝手に進行させる。
最強設定のヒロインを真犯人と誤解し周囲が封印しようとする時なども、人間とは能力の次元が違うって設定なのに実際の所どうやるつもりなのかって説明は一切スルー。
そういう理由、説明なしの作者の都合で進んでいく箇所があまりに多すぎて緊張感が全く無い。
ないならないでライトコメディなのかと思えば、主人公はシリアスに苦悩しだすので読んでる方は完全に置いてけぼり。
ラスボスも考えを主人公のちょっとした説得だけで至極あっさりと翻すので、その程度で納得できることなら最初から事件起こそうなんて思わないだろう。
全体的に起伏が必要だから色々と事件があっただけで、結局は大した意味なんてなかったというオチ。
こんな程度の無意味なバトル設定なら、なかったことにして普通に学園モノで良かったのではないだろうか。
キャラクターは深影姉と五十鈴先輩が良かった。
輝夜もサバサバしてて好感度高い。
もっとも原画と声の魅力が大きい、下手に緊張感のないシリアス展開とかいいから日常パート長くしてくれ。
個人的評価 深影＝五十鈴≧輝夜＞日魅子≧咲夜＞＞＞＞＞紗穂
（紗穂はヤンデレというかストーカーすぎて無理＆竹刀もったキレた顔芸でアウト、
また序盤のシナリオの押し付け感がなければ咲夜はもっと好きになれていた筈）
というか他のヒロインを選んでても紗穂と添い寝とか挿入直前とか、せめて選択肢で回避させて欲しいよ。
主人公もそんなに好きなら分岐とかなくして先輩を選んじゃえよと。
みんなに優しくしすぎて先輩に勘違いさせちゃったんだ～と悔やんだ後に、むしろ悪化するとかどうなんでしょうか。
他の女にチョッカイかけてるのに「俺には他に好きな人が」的な否定は一切しない主人公へのイライラで俺の寿命がマッハなんだが。
これは紗穂が悪いというよりも、主人公が悪いね。
キャラだけはとても好きなだけに本当に残念、残念過ぎる。
後の注意点はエロイッカイダケ