よくあるB級アダルトゲームなのだが、アトリエかぐやのデビュー作なので、そう言う意味では話題性がある。今のアトリエかぐやとは色々な意味で全然異なってるのが面白かった。
遙か昔、人類と他の惑星は戦争していた。
対抗兵器としてアンドロイドを作ったが、戦争は終結。
日の目を見ること無く終わると思われたアンドロイドだが、暴走してしまう。
他の正常なアンドロイドと主人公のご先祖様が反抗したアンドロイドを封印したが、その封印が解けた。
主人公はそのアンドロイドを再び封印するためにヒロイン達と立ち上がる、みたいな話。
こんなあらすじだが、本筋はギャグ。
なのだが、日常シーンが同じ事の繰り返しで退屈、スキップももっさり。
CGは多いが差分が大半。
正直なところ、これといって光るところが無いB級ゲーム。
普通なら話題にもならないだろうが、アトリエかぐやのデビュー作という点で考えると見る目が違ってくる。
男キャラだけで3人分の立絵やCG、エロ以外の日常シーンの描写、かぐや消しがないので全てピー音、など今とは大分違う中身になっている。
絵は悪くないが、結局の所中身が薄いので、あまり褒められた作品では無い。
しかし、老舗の歴史に思いを馳せることが出来るという一点は貴重な作品。