こんな高い点数つけてるけどゲーム全体としてはそこまで面白いわけでもない。カレハが半端無く可愛い、それに尽きた。
もしPC版のみのプレイなら60点くらいの点数しかつけないと思う
この頃のギャルゲによくありがちな序盤はめっちゃモテモテ→個別入る→イチャイチャ→シリアス展開→エンドの典型的なパターンだからだ。だがこのゲームはかなりの人気を誇りアニメ化、そして今でもまだ続くという驚異の息の長いシリーズと化した。
魔界、神界、人間界が入り乱れた世界観が受け絵も良かったこと、話の特性上中高生に高い人気を博したこと等が勝因だろうか。
まあアニメの方は違う意味で話題になったわけだが。
話題性に惹かれ当時やってみたがまあ確かに悪くはないけどそこまでドはまりするものでもないかな？と旧ヒロインを攻略した当初は思った。
シリアスの話がかなりできがいいわけでもないしね。
絵がよくてヒロインがそれなりに可愛いゲームみたいな？
この設定でハーレムがないのもマイナスだし。
ただマユミのルートをやったらあれ、旧ヒロインより面白くない？って思った。
そして最後にカレハルートやったらカレハの可愛さがやばすぎてこのルートかなり面白いじゃん！と。
そのカレハルートがどんなのかと言うと何て事はない、恋人に至るまでの展開が物凄くダダアマでそれがずっと続くだけだ。他のヒロインのような暗い展開は一切無い。亜沙ルートで楓が泣くみたいな展開もなくこれといって障害がない。お互い惹かれていくけど中々告白までは行けないとか初々しさが出てるだけだ。
これがダントツで一番良かった。
皆で弁当食べてるときに焼きもち焼いて無意識の内に上目遣いで服の袖引っ張ってくるシーンとかマジで可愛かったし終始そんなノリで甘い展開だから他のヒロインみたいに起伏はないけど全然気にならない。
見た目性格が完璧に好みでいちゃラブ成分大量というだけで高評価だ。
更に妹のつぼみも稟と仲良くなるが神界では一夫多妻だから将来は３人で一緒でも大丈夫です！といった形で締めくくられる。
ちょっとしたハーレムも完備だ。シアルートでも桔梗という存在がいたがあちらはやや特殊なケースでありカレハルートのようなハーレムとはまた違うと思うし。
こんな感じで驚くべき真相とかそんなもん一切無いけどそもそもが萌えゲーだからこれでよい。
マルチエンドだから１人でも突き抜けて気に入るルートがあればそれでよい。
この作品はまさにその一点に尽きる。
追加ヒロインありきのリメイクに感謝したい。