序盤の平坦さはあるが、引き込まれる内容。しかし、ラストに蛇足感があるのがマイナスポイント。
すべてが絶望せざるを得ない状況下で唯一の癒しとしてみせた「ゆめみ」の最期をあえて見せる必要があるのだろうか? 正直、「最期」のシーンは「泣いてください」という芝居臭がし始めてしまった。 「最期」のシーンを描くにしても、もっとあっさりと終わっていた方が好感が持てた。