1に続いて今作もマルチアングルシナリオが楽しく黒い作品だった。
今回もやはり舞台はEDENと呼ばれる闇サイトで巻き込まれた複数の主人公やヒロインの視点で物語を楽しめた。
前作に比べCGでのハードな描写は少し減ってしまっているけどテキストでの描写は少しパワーアップしてた印象でシナリオも良く出来ていた。
ED数が32(8~9割がBAD END)といっぱいあったのも魅力のひとつ、特にBAD END大好きの自分にとってはBADラッシュが堪らなかった。
そして、最後にこの作品ではっきり伏線というか正体を明かさない頼子というキャラにやられました。
考察では前作の紫苑やWebmasterではないかといった説が多いようですねー、自分も考察を読んだり頼子のセリフを拾ったりで考えて前作のWebmasterかと。
何にせよこういう謎を残したり余韻を持たせたりさせる終わり方っていうのは個人的に好きですねー。
こういう黒いゲームが最近少ないのが残念です、このrufという会社の「奴隷市場」と「螺旋回廊」をプレーしてさらにこういうゲームが好きになった。