全クリアー後に何もなかったのがマイナス
タカ坊がヘタレなのは前作のささらルートとかで知られているので、今回のヘタレっぷりも問題なし。
最初ははるみの電波地雷っぷりに、初期評価を50くらいまで低迷させたが、個別ルートに入ると無関係キャラが空気になるので救われた。
前作のヒロインが壊れて登場するのを許容できるかで賛否が分かれると思うが、個人的には楽しめた。
クリアー順に各シナリオ短評
>>よっち『95点』
最後のHシーンへの繋がり以外は話の破綻もなく、純粋に楽しめたシナリオ。
>>ちゃる『95点』
予想外に良かった伏兵シナリオ。ちゃるの後半の変貌っぷりは神。狸狐対決は予想外の引き分け。
>>まーりゃん『30点』
まさかの地雷シナリオ。ストーリーが破綻しまくりで、ドタバタは楽しくても恋愛としては駄目過ぎ。
>>菜々子『90点』
前半がグダグダっぽいも広範の盛り上がりで挽回。ささらシナリオ同様のタカ坊のヘタレっぷりがマイナス。
>>春夏『60点』
全体的に悪くはないんだけど、最後の暴走は有り得ないので大幅マイナス。
>>郁乃『90点』
悲恋物としてはなかなかの出来。だけど、せっかく分岐があるなら決別、寝取り、三人仲良くと分岐してほしかった。
>>このみ&タマ姉『60点』
前作での二人を思い返すと、こんな展開は考えられない。
このシナリオでの二人はキャラが変わりすぎていて、大幅にマイナス評価。
>>はるみ『95点』
完全に予想外。地雷シナリオと確信してたのに、中盤以降で良い意味で裏切られた。
前半のマイナスがなければ100点だけど、考え方を変えると前半からまともだったら、ここまでの点数が付いてなかったかもしれない。
>>シルファ『100点』
これは予想通りに面白かった。最初はちょっと違和感を感じた口調も、慣れてしまえばこれ以外は考えられなくなるから不思議。
むしろ、特典での普通の口調に違和感を感じてしまった。
>>番外編 貴明『30点』
前作のささらシナリオのタカ坊が基準かと思うほどの全編に渉るヘタレっぷり。
長所もあるけど、短所が長所を上回りすぎてるのがなぁ…
今作に限らず、TH2での貴明はヘタレなので各ヒロインの魅力で勝負な作風なのは変わらず。
浩之のようにやるときはやるキャラじゃなく、やるべき時にやれないキャラなのがTH2の根底にある最大の問題点。