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Mahyaさんの触区 -学園妖触譚-の長文感想

ユーザー
Mahya
ゲーム
触区 -学園妖触譚-
ブランド
Lusterise
得点
95
参照数
1536

一言コメント

「ヒロイン一人占め」系の触手ゲームとしては、まさに神の領域。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

ネーミングはご愛嬌。淫妖蟲などと間逆の触手系エロゲー。ヒロインに種付けして、自分の子供を出産させる過程を観察したり、楯突く少女を自分に隷属・忠誠を誓わせるシーンが中心に組み立てられる本作、そもそも

・主人公は人間に化けてメインヒロインと恋仲になっている。
・雑魚はともかく、退魔師という敵対者と圧倒的に実力で開きがある。対立構造ががエッセンスでしかない。

最初から出来レースというか、冒頭からヒロインはもう、主人公の掌の上であがく設定からのスタートなので、まったくストレスを感じません。淫妖蟲好きの人だと、その辺はモノ足りないかもしれませんが!
よって、主人公によるひたすら調教を繰り返されて神経を磨耗していくヒロインをニヤニヤと…。という感じです。絶叫とかアヘボイスはかなりの神領域。最高でした!

足りない5点は個別ルートのEDがもう少しあっても良かったのではという点数です。
コレは良かったですね。続編でないかな…。