「用語辞典」が裏目に出たのか?酷い薀蓄ゲー。一体全体、アカイイトから何があったのか。。
まずキャラクター作りが酷くて、絶望的な百合分の不足にまずビックリ。百合系のゲームの主人公は「受け」でないと成立しないのか??と変なところで落胆しました。物語りにもメリハリもない。
一番納得がいかないのがバッドエンドが多いくせに、その描写がスゲー以前に比べれば淡白。「えっ、終わり?」みたいなあっさり風味。何が起こったのか良くわかりません。前は「(血しぶき)一面に赤が広がって・・・、ああもうだめかも、ごめんね」みたいなもっと耽美系じゃなかったっけ??ちくしょう。。
テキストも客観的に見てもシナリオライターの露骨なオナニー作品とジャッジせざるを得ません。登場人物のおよそすべてが「説明しよう!」担当。仮説が仮説を呼ぶというグダグダな展開がなんとも涙目でした。問題と思われたのが、
・伝説上の「固有名詞」の読みの語呂合わせ・仮説、などの無駄ともいえる情報が氾濫し、時間ばっかり食ってストレスを与える。
・元気ヒロインなせいか、情報分析が下手で場面の状況の変化に主人公が無駄に流されやすい。これが今回のヒロインが「攻め」側の性格ゆえのハンデなのか?と思わされる。情報の氾濫で「誤解でした」疑ってごめんね、というのも頂けない。
・薀蓄ばかりで日常会話に味気がないのが一番深刻。ヒロインが食事食ってるときでさえ、薀蓄&薀蓄。
・上記の理由から、何度もプレイしなければならない仕組みなのに、それが苦痛。百子の保美の「肉ー!」のやり取りがが何度もプレイしててつらい。など。
ヒロイン同士の絆がなんというか、ものスゲー弱まった。そして、その分シナリオライターの「自己顕示欲」の様相だけが強まった。そう言うしかない。。
とどのつまり資料を調べていくうちに惜しくなって全部突っ込んだ。ということでしょうか。一回延期したから自覚はあったのかもしれませんが「用語辞典」が裏目に出たのだろうか?大変残念です。30点は「夏夜」の分の点数です。。