優秀作ラインまでは多分あと2~3マイルくらい。
佳作、だと思います。
名作になるのには何かが足りない。
イラストに関しては文句ないです。
好き嫌いは分かれるんじゃないかなぁとは思いますけれども、少なくとも僕は好き。
あと16:9の表示ってのもなれるまでは不思議に感じましたが、
悪くはないんじゃないかなあと思います。
1024×576ってゲームは今までやったことがないのですが、
うちの1920×1200の画面に引き伸ばしても粗いとは感じませんでした。
1024×768のエロゲをやったことがないので画質の単純比較は出来ませんが…。
そういえばイベントCGは若干大きめに書いてあるんですね。
最初、おまけシーンのところで気づきませんでしたよ…。
音楽も上出来かなー、とおもいます。
やっぱり1つの旋律を複数の曲でアレンジされてると、
憶えやすい上に、ダイレクトに制作側が伝えたい感覚が伝わるというか。
さあここから感動シーンだぜ! 泣け! みたいな。
決してネガティブな意味じゃないんですけど。
ちょっと今スタッフ見てきたんですがやっぱり結構豪華だったんですね。
さて、こき下ろされているシナリオなんですが、そんなにひどいかなー? と。
確かにご都合主義な部分、説明不足な部分はあるというか多いんですけど、
物語全体に流れる雰囲気の部分は決して悪くないんじゃないかなーと思います。
というかエロゲなのでそれなりにナンボかなぁという気もするんですが。
なまじ他の部分の完成度が高かったり、前評判が高かった(らしい)からこそ
こういった評価になってしまったんじゃないかなぁ、と思います。
エンサイクロペディアを見る限り設定は作ってあるみたいなので……、
まさか次回作用に全てのフラグを回収しなかったというのか!?
あと、確かに共通部分がちょっと短いです。
僕はこういううるさくないシナリオも好きなんですけど、
やっぱり新品で買ってこの分量だとちょっと寂しい…かなぁ? フトコロが。
というわけで、やっぱり何か足りないので点数も伸び悩むのですよね。
朋夏たちが乗り越えた部分を、スタッフはBプランで妥協してしまったというか。
次回作もたぶん買うと思うのでもうちょっと頑張ってみてください、って感じかなぁ。