ジェットコースターの様なスリリングな展開が熱い。現実と空想の狭間にある独特な世界観に浸れるかどうかは開始直後のあなたに試されることでしょう。約29時間フルコンプ。
1章
プロローグで学園での慣れがメイン。
開始直後にデカい花火はあったが、それ以降は割と平坦。
この時点ではまだそれほどのめり込んでおらず。
2章
上がって下がってを何回繰り返しただろう…っていうくらいに見ていてハラハラドキドキさせられた。
さちは最初凄く軽いヤツだった。けれど、その後の葛藤、そして姉妹の強さ、愛情へと繋がっていく展開に自然と涙が溢れた。
3章
何このとんでもないツンデレ親子。
賢一が大音親子を救い出す場面が非常に燃えた。
料理をおいしく食べて、はいハッピーエンドとならないのか。
この章も↑↓↑↓↑なラスト。ホント感情揺さぶられまくりであります。
4章
なっちゃんの子供時代かわいいなー。
2章・3章と比べて、展開が激しくないから少々面白みには欠けた気が。
それでも最後のなっちゃんの意思の強さ、満面の笑顔は込み上げるものがあった。
5章
驚きの連続。
まず、これまでの章でたびたび、賢一が「なぁ、あんた」と語ってた。
それは、てっきりプレイヤーである自分達に向けてだと解釈していた…
しかーし!
璃々子の義務の伏線だったとは…
これには素直にしてやられたなぁ、と。
次に、灯花の強さの秘密。
ねーちゃん、何やってんのー!?
学園でのとっつぁんとの対決だけど、正直ここはイマイチ盛り上がりきれなかった。
先の展開が読めてしまったんで。演説もなんだかなぁ…って感じだったし。
最後の最後で詰めが甘かったなぁ…って思った。
いや、まてよ?まさかここまで計算づくなのか?
だとしたら、完全に支配されてたわけだけども。
総評
いやー、面白かった。
重厚ながらも軽快なセリフ回し。数々の伏線。
CGは一部違和感も、全体的に感情移入できたし。
なんといっても音楽がよすぎた。
ただ、挿入歌が、微妙な感じで中途半端なのが残念。
それでも久々に、本当にやってよかったと思えた作品なのは間違いない。