今の流行を形にした作品かな。長文の上部は、核心に触れるネタバレを無しにしておきます。プレイする前にでも読んでいただければと。
まぁ、流行って何?と聞かれると困るんですが、最近の自分が感じてることを
流行ということにしておきます。
各ルートはそこまで長くない。
終わってみると、あれ・・・短かったなぁ、って感じた。
共通ルートを体験版でほとんど消費してたっていうのもあるけどw
ここで1つ、長編よりもそこそこの短編が好かれるという流行を感じた。
2つめ。
共通ルートやれば分かるけど、主人公の性格がカッコイイ。
最近の主人公が、ヘタレ系よりもこっちに移行してきてるなー、と感じるのでここも流行。
3つめ。
シナリオ自体のテンポもなんだけど、軽いしサクサク読める。
どっしりと考えながら読むというよりは、こういうタイプが増えてきたし好かれるんだろうなぁ、とか感じた。
自分は重いの好きだから、余計にね。
4つめ。
選択肢が少ない。
嬉しいんだけど、体験版部分で分岐終わりとか驚いたw
5つめ。
攻略キャラが4人。
これぐらいがちょうどいいと感じるかな。
6つめ。
システムボイスが付いてる。
基本設定がランダムだから、いろんな声が聞けていいかな。
7つめ。
母親が若いっ!
これも流行だと思うよw
後は・・・すぐ思いつかないけど結構ありそう。
もうこういうのがスタンダードになって、流行とは言わないかもしれないけど。
とりあえず、最近の作品が楽しめるなら十分いける作品かと。
まぁ絵も可愛くて取っつきやすい作品だから、万人にお勧めできる。
逆にこれらの要素で嫌いなものがあったら避けた方が無難かもしれない。
あ、OPで良いなーと思った人はプレイした方が良いです。
まさにこんなテンポで楽しく進みます。
プレイするかどうかを悩む前に、まずはOPを見ましょう。
自分はこれを書いてる間も、OPを無限ループ再生してますw
以下、ネタバレ感想が続きますのでネタバレが嫌いな人は閉じて下さい。
だいたいこれぐらいで空白は良い・・・?
一応、もう少し取ります。
さて、ネタバレ感想が始まります。
プレイ後の感想は、綺麗だなー、これで終わった。
そこまで続きが気になる話ではなく、ダラダラやるには最適。
各キャラを含めほとんどが綺麗なので、もう考える必要もなく頭をからっぽにして読んでました。
愛理→桜乃→アンジェ→みう先輩
っていう公式の紹介順でプレイしたんで(毎回このスタイル)キャラ間の繋がりは良い具合だったかなー。
愛理が桜乃と仲が良いとか、みうルートでの愛理の台詞とか。
愛理の立ち位置が微妙に変化するからその辺はまぁ、メインヒロイン。
この作品での各キャラの考察とかすると面白くなるんだけど、もう終わった今となっては、やる気を無くしましたw
やってる最中はハマってる感じがするんだけど、終わってみるとスカッとしすぎて・・・。
さて、要素事に感想を書いてみます。
[シナリオ]
これが一番、感想を書きたいと思ったし、この作品で重要だと思う。
無駄を無くして作ったのか、コンパクトにまとまってるのに面白い。
冗長な文だと読むのがつらいから、何気ない日常でもしっかりとした構成だったのは嬉しい限り。
文章力はしっかりとあるし、言葉遣いも良い。だからここまで良い文章が書けたのかと納得できる。
そして全体的な内容としては、理想を上手く料理出来てると思う。
負の感情でも、立ち直りを理想的に書いてるしね。
人間関係とかこうなったらいいなー、ってことがしっかりと書けてるから読んでて気持ちが良い。
その周りのサポートも上手いし、こうもキャラを自在に操れるものかと感心した。
そこから各ルートでそのキャラに割り当てられた要素、っていうのも感じることが出来た。
予想の範囲内で行動してた部分もあるけどね。
逆にみう先輩ルートでの紗凪は、見てて面白かった。
潔かったり、逆に適度な嫉妬したり、この辺にも理想がくっついてるかな。
――――女の子は何色で、男の子は何色か。
――――恋の色はしろいいろ。
――――無垢で、純真な、しろいいろ。
こんな序盤だったりOPだったりで登場した言葉を、巧みに物語り中にちりばめてるところがまた憎い。
出てきた時についニヤニヤしてしまったじゃないですかw
[CG]
好みなら、キャラの可愛さが堪らない。
立ち絵の種類はそこそこかもしれないけど表情が多いおかげでCGを多用しなくても上手くまわってる。
イベントCG少ないなぁ・・・、と感じる部分もあるにはあるけど、日常パートでは気になるレベルでは無かったからね。
逆に、デフォルメで動いてるのは必要だったかなぁ・・・。
デフォルメを使うなら、もう少ししっかりしたものが欲しかった。
[声]
これ、声優決めてからシナリオ作ったの?
と聞きたくなるぐらいぴったりとハマってる。
文句なし。
[BGM]
基本は雰囲気に合わせた作りで、選曲も悪くない。
「野牡丹の紫」なんかは好きだけど、「衝羽根朝顔」はちょっと気になった。
好き嫌いの問題なんだろうけどねぇ。
[システム]
音量調節がやりやすいのが好感触。
起動して真っ先に音量を弄るので、これは助かった。
逆に気になったのが、マウスポインタが自動で消えない。
キーボードの右下Enter連打で読み進めるタイプの人だから、消えてくれるとありがたいのだが・・・。
仕方がないので邪魔にならない位置へ移動させてました。
[OP]
文句なし、この作品で一番好きなのは?と聞かれたOPムービーと答えます(マテ
歌詞がrinoさんで、作曲が大久保薫さん。ボーカルが橋本みゆきさん、と自分の大好きな人が集まってくれましてw
OPムービー作ってるのドコだったかな、ちょっともう一回ED見て確認しますw
最後にサクっと。
「同病相憐れむ、じゃないの?」(ましろ色シンフォニー 瓜生桜乃ルート 乾紗凪より)
「だからっ・・・ああもううぜーっ! あたしは知らん!」(ましろ色シンフォニー アンジェルート 乾紗凪より)
「・・・・・・いや俺さ、たまにマジで万智先生
対処に困ったりすんだよな~・・・・・・」(ましろ色シンフォニー アンジェルート 椋梨隼太より)
「ふふ~。あばたもえくぼ、だね~」(ましろ色シンフォニー アンジェルート 天羽みうより)
「恥ずかしっ子です、アンジェ恥ずかしっ子ですっっ!
これはもう窓開けも練習しておかねばー!」(ましろ色シンフォニー アンジェルート アンジェより)
「さらりとノロケが来たっ!」(ましろ色シンフォニー アンジェルート 椋梨隼太より)
「放課後の教室でたそがれる瓜生新吾」(ましろ色シンフォニー 天羽みうルート 椋梨隼太より)
「新吾、お前は俺の敵な」(ましろ色シンフォニー 天羽みうルート 椋梨隼太より)
「・・・・・・いらない娘ですみません」(ましろ色シンフォニー 天羽みうルート 天羽みうより)
「おめでとさんっ」(ましろ色シンフォニー 天羽みうルート 椋梨隼太より)
作中からの引用ですが、今回は桜乃ルートから何気なく書き留めていたのでw
感想としては、これぐらいかな。
もし何かあったら書き加えます。(2009.11.1)
追記(2009.11.2)
誤字脱字、句読点の位置を修正しました。
言い回しが不自然な部分は書き直してありますが、内容は変わりません。
そしてOPムービーの制作は、Mju:zの神月社さんでした。
この人も好きな人で、もう最高のムービー制作陣ですw
それに加えて、シンフォニック・ラブのフルバージョンを無限ループ開始しました。
ソフマップで予約したので、ベッドシーツとか必要無いものと一緒に放置してたので発掘が遅れましたw