世界観が好きならオススメ
ストーリーや演出等非常によく出来た作品だと思います。
ただ随所にちりばめられたかなり右寄りの小ネタが気になりました。
全体的なストーリーのモデルは二〇三高地(日露戦争の戦場名、それを描いた
ドラマ・映画があります)だと推測^^;
その他小ネタ
・桜花作戦→桜花は太平洋戦争末期の特攻兵器(沖縄特攻は菊水作戦)
・「九段で会おう」→靖国神社に祀られるということ
・戦艦紀伊→実際に計画された大和以降の戦艦
・海行かば水漬く屍→軍艦行進曲等の日本軍歌の歌詞
・ナチスのV3ロケットがモデルの兵器も出てきます
・兵器名は現代兵器や太平洋戦争中の軍艦名(F4ファントムとか)
・挺身による特攻や自決の美化
フィクションですから兵器名等はいいんですけど、
内容が防衛戦争に非常に肯定的に描いてあるので、
考え方によっては太平洋戦争を実に肯定的に表現していると言えなくもないかなと…
(太平洋戦争の名目は侵略戦争ではなくアジアの防衛だったはず)
相手がたまたま宇宙人だからいいんでしょうけどね…
そういう意味では酔うと危険なゲームな気がしました。