どう評価されようが、この作品が素晴らしい事に変わりはない。
本当にいい作品だったと思います。
確かにこれ以上の作品は、世の中沢山あるかもしれません。
でも、それはこの作品がつまらなかったという理由にはなりません。
限られた登場キャラ、限られた設定、ノベルゲームという狭い枠組み中で、
良くここまで物語を展開出来たなというのが素直な感想です。
昨今、不完全燃焼、伏線回収不足の作品が多い中、最後の最後まで必死に戦い抜いてくれたというだけで、こちらとしては本当に楽しかったです。
また、主人公に声が付いているというのも本当に良かったと思います。
色々な考え方があると思いますが、ノベルゲームも歴とした総合芸術作品です。
その芸術作品の主人公に声がないというのは、毎回ある意味主人公がかわいそうだなと思っていました。主人公に声が入ったことにより、一層物語性に味が出たのは間違いないでしょう。
自分の中で、今年度既にNo. 1作品です。