歌って、ほんとにいいねえ・・・。
PCで発表された“ANGELC CONCERT”のPS2移植版です。
実は、この作品のコンシューマー移植版は、PS2版のほかにX-BOX版があるのですが、私はX-BOX版はやっていません。
X-BOXのハードを持っていなかったもので。
この作品のPC版との違いは以下の通りです。
・セーブポイントなどの、システム面での改良。
・新ヒロインの追加。
・ミュージックパートで「自動演奏」が可能になった。
まずシステム面での改良ですが、バックログは装備されたのですが、相変わらずメッセージスキップや自動送りは
装備されていません。私自身、記憶が定かではないのですが、この頃ってこういうのはまだ一般的ではなかったのでしょうか。
とは言え、PC版と比べると少しですが良くなったのは確かだと思います。
次に新ヒロインの追加ですが、このPS2版ではリアンという、かなりわがままな女の子がヒロインとして追加されています。
実はこの子にはちょっとした秘密がありまして・・・。
また、X-BOX版では別なヒロインが追加されたようです。つまり、両方のヒロインをやりたければ、両方買えっていうことですね。
なんと、御無体な!さすがに、そのためにX-BOXのハードを買う気にはなりませんでしたので、私はX-BOX版の追加ヒロインについては
知りません。
すいません、うそつきました。実は私は、このあとPCの完全版“アンコール”をやってますので、X-BOX版のヒロインも知ってます。
つまり、PS2版やX-BOX版をやるくらいだったら、PCの完全版をやった方がいいということです。
詳しくは、“アンコール”の感想で、書かせていただきます。
でもね、こういう商売ってどうなんだろう。
次に、ミュージックパートでの変更点ですが、これは正直に言って良かったのか悪かったのかわかりません。
ある意味、このゲームの面白さというのは、苦労してミュージックパートをクリアした時の「達成感」にある、と思いますので、
これを自動演奏にしてしまったら、このゲームの面白さも半減してしまうのではないか、という気もするのです。
ただ一方で、私自身は「音ゲー」というものをまったくやっていなかったので、このゲームのミュージックパートが「音ゲー」として
面白いのかどうなのかも、良くわからないのです。
ですから、このミュージックパートが楽しめなかった人にとっては、この「自動演奏」というのはよかったのではないかと思います。
私自身は、この作品の明るくてほのぼのとした世界観自体を楽しむことができました。
また、この作品ではCV(キャラクターボイス)を担当してらっしゃる堀江由衣さんや田村ゆかりさん・水樹奈々さんの歌も
使われていますので、声優さんのファンとしての楽しみ方もあるのではないかと思います(特に堀江さんのファン)。
残念ながら、私自身は特に声優さんのファンということはないので、そういった楽しみ方はできませんでしたが、
この作品で使われている歌自体は十分に楽しめました。
ただ、これは先ほども書いたことなのですが、もしこの作品をやってみたいとお考えの方は、このPS2版やX-BOX版ではなく、
PC版の“アンコール”をおすすめします。