「仲間」っていいなと思いました。
OPがよかったので、迷わず購入しました。
キャラクターのイラストの色や、塗り方が若干キツいとおもたので、内心ビクビクしていました。
実際にプレイしてみると、個性あふれるキャラクターとイチャイチャする、言わば萌えゲーでした。
また、このゲームはわかりやすく起承転結が描かれます。ただ、それが無理やりつなげていると感じることもありました。
以下ネタバレになります。
祈ルート
プレイしていて、一番かわいいと思ったキャラです。
クールを装っておきながら、主人公にあーだこーだされて、照れるのを見るのはとても微笑ましかったです。
ただ、ラストシーンのアレはちょっとないかなって思いました。
好きだった兄が突然いなくなり兄のことがにくい、そんな未練があるなら、俺を兄だと思ってぶん殴れ!みたいな展開ですね。
それで、スッキリ、解決!途中までよかったのに、これは残念でした。
ヒカリルート
え、これ伏線設定だったの!的な感じでした。
体の一部の機能が○○なので、昔から友達が~という設定。
それを主人公に話すことで解決、仲間に話すことでENDという流れ。
こんなことを言うのは失礼かもしれませんが、小さい問題だなと思いました。
現代技術を使ったり、事前に伝えておけば何とかなったのではないでしょうか、と。
お嬢ルート
普通にやってていいキャラだなーと思いましたが、個別ルート入ってからその良さが消えました。
親友兼恋人を目指す的な事言ってましたけど、全然なってませんね。
だったらアクターと3人で遊ぶシーンをもっと増やすなりあったのに、普通にアクターハブってイチャイチャって感じですね。
ラストシーンも、唐突にお嬢様だから礼儀正しくしなきゃとか言い出して、言葉遣い変えて、俺はそれを見守る(キリッ)、生徒会的な人に「お前似合ってない」と言われ、混乱する。見てるこっちが混乱しました。ラストの〆が一番ひどいかなと感じました。
先輩ルート
これは4人の中では一番最後にやったほうがいいと思いました。
幽霊部の存在理由だとか、飛鳥に関する話がちらほら出てきました。
構ってちゃんな先輩が主人公をひたすら動かすという話でした、特に感想はありません。
ラストシーンは、堕落しすぎた主人公を仲間が手紙を出して動かすといった感じで、何やねんこれでした。
メイドルート
実は、一番楽しみにしていたルートでした。プロローグで割と前に出てきたキャラなのに本編ではほぼサブキャラ扱い。
4人エンド後に普通にプレイできてよかったです。
好きになるまでの流れ他のキャラに比べて理由薄いし早すぎワロタでしたが、ゲームですしこんなもんですよね。
髪下ろすCGは素晴らしかったです。ラストシーンも普通にお嬢様とメイド同士のすれ違いを修復するといった話で、良かったです。
妹ルート
ダメ男製造機ですね。
過去に約束した日をピッタリ守って想いを伝える。しっかりとした性格がゆえにできることですね。
話、キャラ、ともに一番素晴らしかったと思います。
トゥルー
ようやく本編の気になるところ。言わば物語全体の結の部分。
意外と短かったなという感想でした。
大切な友人が亡くなったら引きずることもあるけれど、引きずりすぎるのはダメ~みたいな簡単な流れでした。
ただ、いきなり秘密基地が燃えるのはちょっとわけがわからなかったです。老朽して倒壊のほうがよかったのでは。。。
簡単な総評です。
キャラクター自体はとても面白おかしく可愛くできていてよかったと思いました。
ですが、個別ルートに入ると、基本的にラストの部分がダメといったカタチです。
祈ちゃんは個別ルートよりも、他のキャラルートのほうが皆と打ち解けてたりと、設定が死んでる部分がいくつか見られました。
仲間とバカをやるというのが主人公の理想だなと思いましたけれど、個別にしろトゥルーにしろ、もう少しやることあったんじゃないの?
個別ルート入る前のお嬢、アクター、主人公が一番理想の仲間だと思いました。アクター本当にいいキャラでした。この3人のENDが欲しかった…
ストーリーのラストは割と気に入らない部分が多かったですが、歌、キャラ萌え、アクターの3要素で80点と致しました、少し甘い採点かもしれないです。