「受けシチュ系ヌキゲの名作と言えるエロさだった!!」「シスターまじっくゥ~?なんかタイトルからしてパッとしねえし、前作イマイチだったし。」って思ってらっしゃる受けシチュ好きの貴方!損してるかもしれませんよ!!(俺の好きなヌキゲージャンルとしての完成度の高さ補正+20点済み)
どんなジャンルでもドンと来い(S攻め、スカ・達磨・獣姦ももちOK)な私の中でも、「男の受けシチュものヌキゲー」はかなり好きで、同ブランドの作品はもちろん他社の人気作はチェックしてたりする訳です。
でも、本作タイトル「シスターまじっく」からして、妹+魔女っ子ってなんか陳腐なテーマだよな~。とか、俺姉とか年上からの受けが好きで、妹ってそもそも余り萌えないんだよね。とか、前作のやみツキちょっとイマイチだったし。とか思って全然期待してませんでした。
ところが、プレイしてみたらエロいのなんのって。妹だけではなく「お姉様系」からの受けシチュも少しありましたが(後述)、別に妹とかロリとかそこまで好きではない私が、「(ロリ)妹受けもいいかもしんない。」と意識改革されるまでとなったのです。
で、いまいちと感じた前作から、何が違うのか無い頭で考察してみたところ、当初チープと感じていた同ブランド初の「魔女というファンタジー設定」こそが、新鮮さと全体のクオリティUPに上手く働いたのだろうと感じました。詳細は以下で。
(下記の●シナリオの後で、Hシーンのシチュについて具体的に書くので、ネタバレ嫌な方はご注意下さい。)
●総合90点(俺の好きなヌキゲージャンルとしての完成度の高さ補正+20点済み)
● 音楽
幼馴染はベッドヤクザのOPも、曲・動画共にレベル高いと思いましたが、本作も同レベルの出来栄え。メインのボーカルの声質や歌詞、メロディーラインはエロゲ的萌えソングながら、かなり格好いいバックコーラスと相俟って、古臭い魔女物ソングなようなテイストを残しつつも、新鮮な印象の曲と仕上がってます。
一般BGMはまあ標準でしょうか
●CG
脳内彼女ではおなじみの、おにぎりぺんた氏。
好みは分かれる所かな。と思いますが、3作毎に絵柄に変化付けてる(飽きさせない)印象なのはとても良いです。ヒロインは4名ですが、原画から見ても個性あって良いです。
● CV
ここも、レベル高く合った声優さん揃えてくるメーカーさんなので文句無しという印象。
● シナリオ&システム
あらすじはメーカーHPを。
ゲームシステムはとてもシンプル。
ルートに入るまでは、√に入りたいヒロインをダイレクトに数回選ぶだけ。(「こっすこす」とかと同じ感じ。)
各√入ってからも、最後でGOODかBADかを選ぶのみというシンプル設計。
「ヌキゲーに余計な選択肢(ストレス)は不要」だと思ってるので、大変快適。
それと関連して、進むテンポ良く、シナリオも短かめといえばそうなんですが、質が悪いとは少しも思わず。(例えば、ベッドヤクザで、主人公の同級生の男子学生(名前忘れた)絡めての日常シーンとか、楽しめるだけの価値ありました?あとヒロインとの学園シーンとか、デートシーンとか、価値ない物結構あったように思うんですよ。(長すぎた訳ではないし、酷いとまでは言わないが、私には少し冗長な印象)
本作ですが、明るいノリの作品を作るメーカーさんらしく、日常パートでも兄への妹達の性的アプローチはこれまで以上に満載!でも、主人公の妹に欲情する葛藤、日常描写とか今日の作品にしたらとても少なめです。(例えば、ストーリー上「妹のご機嫌を取る為にデートに出かける」という行動は取っても、そのテンポを悪くし無理に中身を描く必要の無いであろうシーンでは「今日は、それなりに満足してもらえたようだ。」的に省略されるのです。)
「大丈夫なん?いくらヌキゲーでも余りに、世界観やキャラクター陳腐に感じたら抜けねーし。」と言う方、OK。解ってます。私もそうです。
そこで生きてくるのが「魔女(+主人公に宿る魔王の魂を取りに来た悪魔娘)」というファンタジー設定でしょう。これがあるだけで、少し入る魔女(悪魔)としてのバトルシーンとかが展開のスパイスになるし、短めかつ多少強引な展開でも各シナリオとして楽しめる品質まで高め、それどころかテンポの良さから
「妹からの受けシチュHシーンこそ、この作品のシナリオなんじゃい!!」
と言わんばかりの、エロクオリティ・ボリュームを堪能するのに一役買ってくるわけです。
● エロ&キャラクター
前作のやみツキですが、個人的には物足りませんでした。
「ヤンデレ」が予想してたのと違った(弱かった)のもありますが、ベッドヤクザと同じ学園物ということで、Hのシチュとか受けシチュ好きの私でもちょっとマンネリ感あったからでしょう。
で、本作。
まずは「妹」ですな。この作品では義理の妹設定でぼかす所か、はっきり「血縁ある妹」を強調します。
本来なら守るべきはずの存在が、がんがん誘惑してきて「妹のロリぷにマ○コで、いっちゃうなんて、本当駄目なお兄ちゃん。」とか罵られつつも愛されまくりです。背徳感&エロさは同級生の幼馴染の比ではないです。
そして、「魔女っ娘・悪魔っ娘」なわけです。ファンタジーです。魔法あります。
だからこそ出来るシチュというのが在るわけで、テキスト内容など基本がしっかりした上で、その期待にがっちり答えてくれました。(そもそも考えてみると、「ファンタジー系受けシチュ作品」って少ない気もしますし。以下その要素を羅列&キャラクター毎に印象的なHシーンを記載)
①シーン数50個位です。(ヒロイン毎で各10以上+ハーレム&おまけシナリオで5つ位)
②もちろん、すべて実用クラスのクオリティの物で50個です。
③足コキ、手コキは各ヒロイン標準装備。
④ヒロイン毎の個性は多様。受けシチュといっても、「本当に豚ねッ!!」とかキツメな言葉といっしょにせめて来るお嬢様系妹もいれば、優しく攻めてきてくれる母性的な妹ありです。
⑤以下少しマニアックなシチュ例(ヒロイン毎)
(1)晴菜 ツンデレ系
・子供の頃のロリ春菜を分身で作り出しての3P。
・BADで、娘(春菜と主人公の子供)を絡めての3P。
(2)菜乃 しっかり系(母性的)の巨乳妹。
・主人公を魔法で子供化してのH
・自分を妹でなく姉だと思い込んでのH
・母乳H
(3)乃乃美 ロリでまだまだ純真系妹。
・魔法でアダルト化してH。
・自分の物をカタドリしてのオナホールでの主人公攻め
(4)ネリス お嬢様系妹。
・魔法で少年化してのH(ある意味このブランドのお約束)
・魔法生物(触手系)呼び出しての主人公攻め(ネリスはその間言葉攻め)
(5)ハーレムは全員ボテ腹H。おまけは、ノーマルハーレムと、ヒロイン全てがフタナリ化して女性となった主人公を攻め。
● 総評
ここまでの長文駄文で気になった方、プレイを強くお勧めします。
やみツキで期待外れだった方、また「箱娘」とかいうマニアックな発想の新作の発表合ったみたいですし、
まだまだ脳内彼女は要チェックですよ。