うむ、やりすぎましたね。
Volume7 [RococoWorks]
基本的に絵ゲーです。
絵に付随したセリフで萌えるだけゲームです。
となってしまったのが非常に残念な作品です。
実は今まで、内世界編で八代に感情移入ができず放置していたのですが、ちょっと進めてみると割と面白くて、真世界編入ってからは途中期待しただけに、後半であまりに話が広がりすぎて芯がつかめず置いてけぼり状態になってしまったのが残念です。
まぁ絵が楽しめたのでそれでいいでしょうかね。笛さんGJ。
そういう作品でした。
出だしから演出にこだわりがありますし、マルチザッピングにしても比較的良かったと思います。
まぁシステムについての不満点はやっぱり設定画面も作ってほしかったのと、クイックセーブ・ロード(特に分岐があってないような作品だったので)、あとはCtrlスキップでは既読だけスキップする的な項目がありましたが、あれチェックが画面上で押す普通のスキップと共通の設定だった点ですね。
やっぱ画面上のスキップは既読のみ、Ctrlスキップは強制スキップがいいですね。
とはいってもシステムは二義的なものなので良しとしましょう。
以下評価。
絵:10
シナリオ:7(後半で減点)
音楽:9(全体的によろし)
総合 79 点
#以下、ネタばれです
超設定は使いすぎると整合性が取れなくなる。
まさにそんな感じ。
結局、科学力がすごすぎて、何が起きてんの?ぽかーん( ゜Д°)です。
仮想物理が出てきたあたりで、もう無理、という感じでした。
と、ここまでは何か比較的理詰めな感じで進んできているのに、その一方、幽霊がいたり性別が変わる人がいたり、という不定因子はファンタジーにしも無理のある設定があったりします。それだけがネタのゲームとはまた話は異なるわけで。
それと、それだけじゃなくてもホムンクルスだとか(結局何なのか詳しい説明なかったし、用語の欄一杯余ってるんだから書けるだけ書きゃよかったのにな)、リョウコは何故か復活してるし、TAKUMAとヴァレンティナは消えるし。結局TAKUMAは何がしたかったのかよく分からないし。
説明不足というのもありますが、ある程度の情報整理ができてればそこまで置いてかれることが無かったろうになぁと。
そして最後に、俺たちが世界を守るんだ、とかいう妙に熱血な展開になった時点で苦笑せざるを得ませんでしたw。
え、まじで!?そういうノリなの?
というね。
以下おまけエロ雑記。
旧ヴァレンティナは一体何だったのか…。曖昧すぎ。
さくらのギャップがいいというのには激しく同意ですが何かw。
開始前にはまさかあの2人がそういう百合の役回りだったとは夢にも思ってませんでしたw。
ロングキョウカはマジ可愛すぎて反則、凶器、神。
そんな感じ。