CGとBGMが素晴らしい美術を題材としたゲーム
サクラノ詩は美少女ゲームを始めてから少し気になっており、フォロワーさんからもオススメされたので、今回プレイしました。
個人的に申し上げますと、この作品は評価が分かれそうな感じがしました。エロゲMEMEで「過大評価されてない?」という所にこのゲームが入っているのも見たことあり、本当に評価が分かれるんだなって感じました。
自分にはこの作品は本当に素晴らしい作品だと思いますが、正直心に響くようなものはありませんでした。感じたことはめっちゃ難しい小説をノベルゲーに落とし込んだ感じがしました。
「美術」を題材としているゲームですが、美術に詳しくないと読めないという感じではなかったです。自分は「美術なんてくそくらえ」と思っているほど美術品の価値が全く分かりません。このゲームを終えてなお美術品の価値は全く分かっておりません。
このゲームは√が長く、小説を読んでいる気分にもなりますので今までやった美少女ゲームの中で個人的に中だるみしやすい作品だと思います。
自分は本を読むのが昔から大嫌いなので、結構苦痛でした。このゲーム内では実際にある小説の引用が出てくるのですが、後からの補足もありますが結構理解に苦しみました。
このゲームの一番のいい所は「BGM、音楽」だと思います。自分は前からyoutubeなどで流れているフリーミュージックが好きでBGMをよく聞くことがあるのですが、このゲームのBGMは作品にあっている感じがして聞いてて心地よかったです。音楽面に関して言えば、今までプレイした中で2番目に良かったです。
作画もトップクラスでよかったです。特に桜の作画はとても好みでした。稟、里奈、里奈と優美のHなシーンはとても良かったです。里奈と優美のシーン、もうちょっと欲しかった。トーマスというキャラが不快すぎる。存在を否定します。香奈もめっちゃうざいですが、シナリオに関連してるのでギリギリ許せますが、トーマスはシナリオにほぼ関係ないのでいらないです。
結論としてはこのゲームを買ってやる価値はあるとは思いますが、無理にゲームをプレイする必要は感じませんでした。CG、音楽、シナリオなどは全て高クオリティです。プレイして損はないと断言できます。100点をつけられるかと言われれば、100点はないと自分は思います。でも次回作のサクラノ刻をプレイすれば評価が変わる可能性はありそうです。