ただ1つの季節を巡る日々の物語。
雪がよく降る田舎らしい田舎「南逢瀬町」。そこに姉妹都市のロシアから交換留学生としてやってくる「スヴェトラーナ・グルチェンコ」。どうやら彼女には日本でやらなくてはいけないことがあるそう。
治療のために都会から引っ越してきた「高萩香子」。彼女は絶賛スランプだそうだ。
幼馴染3人組のクール系「勿来美玖」。彼女は彼女で過去を引きずっている様子。
そんな3人が出会う冬。何かが動き出しそうな予感。そんな物語。
オカルトっぽいことがあったり、魔法が出てきたりなどはありません。とてもシンプルな学園ものです。
全員が何かしらを抱えており、各ルートでそれを解消したり、共通で思い出を作っていったり、とてもきれいな青春の1ページといった作品です。とてもシンプルなゲームではあるのですが、心理描写がうまかったり、人間らしさが描かれていてとても良いです。長さはちょっと短めでしたが、とても満足のいく内容となっていました。